フェネスことクリスチャン・フェネス、5年ぶりのニュー・アルバム!
エレクトロニック・ミュージックを革新させつづけてきたフェネスがまたしても新たな地平を切り拓く!
フェネスことクリスチャン・フェネス、途方もなく感動的な傑作『ベーチュ』(2014年)以来、5年ぶりとなるニュー・アルバム。英タッチからのリリースとなる通算第7作『アゴーラ』(ポルトガル語で「今」の意。古代ギリシャ語で「広場」「市場」といった意味もある)で、フェネスはまたしてもデジタル・ミュージックの新たな領域を開拓している。ここにはフェネスのすべてがある。グリッチ・ノイズ、アンビエント・ドローン、大胆に加工されたギター、ラディカリズム、ロマンティシズム、センチメンタリズム、ポップネス……。それらが比類なきセンスとバランス感覚をもって大胆かつ繊細に混合、編集され、圧倒的なまでに美しい音世界を構築している。おそろしく純度の高い音の粒子が渦を巻き、変調されたギターと交錯し、誰も聴いたことがないサウンドスケープを表出する。名状しがたい感動が押し寄せてくる。
発売・販売元 提供資料(2023/02/28)
2001年にオーストリアの電子音響レーベル、ミゴからリリースした今や絶対的名盤との誉れ高いアルバム『エンドレス・サマー』で一躍、その名前と評価を揺るぎないものにしたフェネスことクリスチャン・フェネス。その後、デイヴィッド・シルヴィアンや坂本龍一、YMO、大友良英、Sachiko M、中村としまるからスパークルホースやマイク・パットンにいたるまで、多岐に渡るアーティストとコラボレート/ライヴ演奏してきた彼が、古巣の旧ミゴ、現エディションズ・ミゴから発表した通算第6作 『ベーチュ』(2014年)以来、約5年ぶりにリリースするアルバム。 (C)RS
JMD(2019/01/25)
2014年の「Becs」以来となる7作目のアルバムが英〈タッチ〉より到着。今回は訳あって自宅のベッドルームでの作業を余儀なくされたようで、それはフラストレーションがたまると同時に、活動初期の感覚が蘇る刺激ももたらしてくれたそうだ。そんな状況下で完成させた本作は、電子音の揺らめく波動や緻密に加工を施されたギター・サウンドが、人工的に生みだされたはずなのに、まるで古くから地球に存在していたかのごとく響き、グリッチ音やラディカルなノイズすらも自然界と調和しているかのよう。過去の作品に通じるロマンテイックでセンチメンタルな要素を発しつつも、神秘的なサウンドスケープが広がる。
intoxicate (C)青木正之
タワーレコード(vol.139(2019年4月10日発行号)掲載)
独自のエレクトロニカ道を邁進する異才が放った、ポルトガル語で〈今〉を意味するソロ7作目。スタジオを失ったため自室でのワンマン作業になったことが逆に吉と出たようで、最低限の機材で挑んだストイックな電子音響と過激に変調されたギターが、とことん硬質で奇妙に美しいサウンドのシュプールを描いている。叙情性を極めた前作とはまた異なるフェイズへと歩を進めた、フェネスのいまがここにある。
bounce (C)北爪啓之
タワーレコード(vol.425(2019年3月25日発行号)掲載)