フォーマット |
LPレコード |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2018年10月19日 |
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規格品番 |
SNY5865601 |
レーベル |
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SKU |
190758656014 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:00:00
Just when it seemed that System of a Down couldn't do anything to improve on their standing as the most unique and ambitious band in the alternative metal world, they decided to drop their sprawling, Rick Rubin-produced double album by releasing each disc separately. Early 2005 saw the arrival of MESMERIZE. After that album gained significant exposure via tours, radio, and videos, the album's counterpart, HYPNOTIZE, was released in late November. The albums were recorded in the same sessions--so there is a strong sense of musical cohesion, and even the CD packages themselves are designed to fit together to form one set. "Attack" and "Dreaming" the first songs on HYPNOTIZE, are classic System of a Down with their furious riffage, schizophrenic song structures, and the slinky, nasal vocals of lead singer Serj Tankian. The band knows how to craft a hook ("Kill Rock 'N Roll," "She's Like Heroin"), raise political consciousness ("Stealing Society" is about the Armenian genocide), and rock with the ferocity of the heaviest speed and thrash metal bands. In short, System of a Down seems capable of doing anything, and HYPNOTIZE is further, indisputable proof of that fact.
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1.[LPレコード]
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1.Attack
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2.Dreaming
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3.Kill Rock 'N Roll
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4.Hypnotize
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5.Stealing Society
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6.Tentative
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7.U-Fig
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8.Holy Mountains
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9.Vicinity of Obscenity
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10.She's Like Heroin
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11.Lonely Day
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12.Soldier Side
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今から半年前にリリースされた『Mezmerize』と本作を続けて聴くと、両者が対照的で補足的な関係にあるのではなく、2回に分けて発表した1枚の大作であることがわかる。構成材料は共通しているし、前作のイントロに使われた“Soldier Side”を本作のラストにフル尺で収めて、最終的には出発点に回帰。また脳裏を満たすイメージも変わらない。戦争、経済的不均衡、浮薄なセレブ・カルチャー――弱者/搾取される側から発信される2005年の世界の実況中継だ。ただ、全体のトーンはより攻撃的かつ不穏でダイレクトに行動を促し、時折登場するナンセンスな遊びが逆に切迫感を際立たせる。ポリティカルな見地から言えば、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなき後、群を抜いてアグレッシヴな姿勢を維持しているわけだが、セールスも然り。600万枚というビッグ・セールスを記録した2001年作『Toxicity』に続いて『Mezmerize』も全米チャート初登場1位を獲得。アルメニア移民たちから成る異端児が最大のロック・バンドのひとつとして君臨している事実が、米国のバランス感や健全性や本来の多様性を物語り、彼らが描く世界がいかに腐っていても本作の存在自体に希望が見い出せるんじゃなかろうか。眩惑(メズマライズ)し、催眠(ヒプノタイズ)にかける――それは単に聴き手を圧倒するという意味でも成立するし、表題曲が示唆するように権力者やメディアによる人心操作を糾弾しているのでもあり、感覚を研ぎ澄まして真実を見極めることの重要性を叩き込む。ぜひ2枚とおして体験いただきたい。
bounce (C)新谷 洋子タワーレコード (2005年12月号掲載 (P70))
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全米No.1に輝いた前作『Mezmerize』と対を成す双子アルバムがついにヴェールを脱ぐ! アートワークやコンセプトなど、さまざまな点で前作とシンクロしている今作だが、予備知識なしに単独作として聴いてもブチのめされること間違いナシの凄まじい完成度を誇るアルバムとなっている。高速スラッシュ・リフと畳み掛けるようなビートに圧倒される冒頭の“Attack”、お得意の中近東風メロディーが耳に残る“Dreaming”、早口でまくしたてるようなコーラスが印象的な“U-Fig”など、問答無用のキラー・チューンを連射。〈バナナバナナ〉と呪文のように唱えた後に軽やかなファンク/フュージョン風展開になだれ込む“Vinicity Of Obscenity”は、前作の〈エヴバデエヴバデ(“Violent Pornography”)〉に匹敵するインパクトだ。ドラマティックな展開の“Lonely Day”から“Soldier Side”でアルバムは幕を下ろすが、この最後の曲は『Mezmerize』の冒頭へと繋がっていく。アルメニア人コミュニティーという出自、反戦/反権力的姿勢、独特のアート志向など、このバンドを語るうえでのキーワードはいくつかあるが、彼らの最大の武器はパンクとメタルとフュージョンとオペラと民族音楽がゴッタ煮になった、唯一無二の変態サウンドだ。あきらかにポップ・ミュージックの主流から外れたこの異形ロックが、今回もまた全世界を席巻することになるかと思うと、笑いが止まらない。
bounce (C)粟野 竜二タワーレコード (2005年12月号掲載 (P70))
前作『Mezmerize』から間髪入れずの連続リリース。対となるアルバムということあってもちろんサウンド面での相違はほとんどない中、バンドの新境地ともいえる「Lonely Day」からの「Soldier Side」のフルバージョンは実に壮大で閉幕に相応しい。当時の政治と経済的背景が産んだ名盤ともいえ、今作以降15年近く新譜のリリースからは遠ざかっている。Toolも新譜を出したことだしそろそろ...
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