カマシと並ぶ2018年新世代ジャズ最重要作。
ビート・ミュージック世代のセンスとアプローチで絶大な評価を得るシカゴ気鋭のドラマー、マカヤ・マクレイヴンの新作。カルロス・ニーニョ、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、ジェフ・パーカー(トータス)、シャバカ・ハッチングス(サンズ・オブ・ケメット)など豪華ゲストとのセッション、ハイセンスなエディット。ジャンル不問の2枚組超大作は真のワールド・ミュージックでありジャズの新たな地平。スピリチュアル・ジャズ~ビート・ミュージック~ヒップホップ~ポスト・ロック、あらゆるジャンルが絶妙なセンスとバランス感覚で混在する音世界にゾクゾクする。
(C)川崎店:奥本 啓輔
タワーレコード(2018/11/23)
新世代ジャズ・シーンの最注目ドラマーにして天才"ビート・サイエンティスト"=マカヤ・ マクレイヴン。大絶賛を浴びた『In The Moment』(2015)以来3年ぶりとなる超待望のオリジナル・アルバムは、なんと2枚組という超大作!カルロス・ニーニョ、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、ジェフ・パーカー(トータス)、シャバカ・ハッチングス(サンズ・オブ・ケメット/コメット・イズ・カミング)ら最高のミュージ シャン達の演奏に、ビート・ミュージック世代のマカヤならではの超ハイセンスなエディットを施したジャンル不問の革新的音絵巻は、その大ボリュームを意識させないほどに驚きと発見、スリルと恍惚が次々と押し寄せる。スピリチュアル・ジャズ~ビート・ミュー ジック~ヒップホップ~音響系ポスト・ロック・ファン要注目! (C)RS
JMD(2018/09/29)
現行ジャズのシカゴ代表として注目を集めるビート・サイエンティスト。たった2作でシーンの再注目ドラマーとなった理由を知りたければ本作を聴くのがよい。NY、シカゴ、ロンドン、LAと現代ジャズを象徴する4都市のセクションに分けられた2枚組、各地で録音され、過去作にも参加のジェフ・パーカー兄貴は勿論、ブランディ・ヤンガーやシャバカ・ハッチングスにヌビア・ガルシア、カルロス・ニーニョにミゲル・アトウッド・ファーガソンまで参加。結果各地の色がしっかり出た音が展開する現代ジャズ総覧の如き大作に仕上がっており、それらをビートで違和感なく束ねるセンスとスキルに思わず唸る。
intoxicate (C)片切真吾
タワーレコード(vol.137(2018年12月10日発行号)掲載)
シカゴの気鋭ドラマーの3年ぶりとなるアルバムはなんと2枚組の大作。カルロス・ニーニョやミゲル・アトウッド・ファーガソン、トータスのジェフ・パーカーら諸先輩を客演に迎え入れつつも、ヒップホップをルーツに持つ彼ならではのエッセンスが注入されたドラミングは、スピリチュアル・ジャズともビート・ミュージックともカテゴライズできない唯一無二のものだ。"Atlantic Black"が超ドープ。
bounce (C)藤堂輝家
タワーレコード(vol.421(2018年11月25日発行号)掲載)