| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2018年10月17日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 集英社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784087210514 |
| ページ数 | 320 |
構成数 : 1枚
はじめに
第一章 絵の道に入るまで
第二章 町絵師江漢の誕生と成長
第三章 旅絵師江漢
第四章 窮理師江漢
第五章 地動説から宇宙論へ
第六章 こうまんうそ八
第七章 退隠・偽年・偽死
第八章 不言・無言・桃言
おわりに
18世紀の江戸の町で破天荒な大活躍をした、知られざる「天才」がいた!
1700年代の時点で西洋画をマスターし、遠近法をいち早く取り入れるとともに油絵・銅版画の技法を日本で最初に確立した天才画家。
さらに、地動説を我が国で初めて紹介した科学者でもあり、ドナルド・キーン氏も絶賛する『旅日記』を著した文筆家。
そんな大天才・司馬江漢は、奇行を繰り返しては周囲の人々を混乱に陥れる、稀代の「変人」でもあった。
まさしく「江戸のダ・ヴィンチ」とでも呼ぶべき司馬江漢だが、生前の活躍と知名度に反して、今日ではほとんど知られることのない人物になってしまっている。
本書は、そんな江漢に関する種々の記録を丹念に読み解き、没後200年にあたる2018年というタイミングで、その破天荒な生涯の全体像を描き出そうと試みた一冊である。
彼が遺した絵画のみならず、スケッチや科学的メモなども選り抜いて掲載した、評伝の傑作。

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