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クラシック
CDアルバム

ベートーヴェン: 交響曲第3番《英雄》、ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲

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フォーマット CDアルバム
発売日 2018年11月20日
国内/輸入 輸入
レーベルAparte
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 AP191
SKU 5051083140102

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00

【曲目】
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
(2)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a

【演奏】
マクシム・エメリャニチェフ(指揮)
ニジニ・ノヴゴロド・ソロイスツ室内管弦楽団

【録音】
2017年9月/ニジニ・ノヴゴロド

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

ムラヴィンスキーの再来?!
エメリャニチェフ驚きの指揮者デビュー

先日初来日し、東京交響楽団とブラームスの交響曲第1番やベートーヴェンの「皇帝」(スティーヴン・ハフ独奏)で日本デビューを果したマクシム・エメリャニチェフ。クルレンツィスのムジカエテルナの通奏低音奏者として、モーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作録音で驚くべき才気を発揮して注目されました。しかし彼はモスクワ音楽院指揮科でロジェストヴェンスキーに師事、さらにクルレンツィスのもとで研鑽を重ねるなど、現在最高の訓練を受けたサラブレッド。イタリアのイル・ポモドーロを指揮し、イタリア・バロックの声楽作品などのディスクもリリースしていますが、今回は古典派、ロマン派のドイツ作品に挑戦しました。ニジニ・ノヴゴロド交響楽団は、ロジェストヴェンスキーがモスクワで演奏を禁じられたシュニトケ作品を初演したり、ロストロポーヴィチが指揮者デビューしたことで知られる優秀団体。今回エメリャニチェフは、フル編成ではなく室内管弦楽団まで刈り込んで録音に臨みました。彼はオーケストラの音響効果に非常な興味を持ち、客席でどう聴こえるか細心の注意を払って楽器を配置し、その微妙な向きまでこだわるオーディオ・マニアの一面もあります。単に音響のみならず、初演当時のオーケストラの編成まで丹念に調べ、当録音でも弦楽器をそれに則した数にしたとのこと。まず驚かされるのはテンポの速さ。それが全く自然で推進力と生命力となっています。また小編成ながら音量も造形も大きく、まさに「21世紀のムラヴィンスキー」登場かと興奮させられます。クルレンツィスに勝るとも劣らぬ才能の発見と申せましょう。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2018/10/15)

あのクルレンツィス率いるムジカエテルナでフォルテピアノを担当、「ダ・ポンテ・オペラ」での通奏低音で存在感を示し、ソナタ・アルバムも録音、指揮はロジェストヴェンスキーに学び、2018年初来日で東響に客演。1988年生まれの眉目秀麗、白皙の天才。多士済々の古楽オケ、イル・ポモ・ドーロを率いての古楽領域での録音が主だったエメリャニチェフが、ついに『英雄』で指揮者としての全貌を刻んだ。1990年設立の室内オケを"HIP(HistoricallyImformedPerformance)"で統率、軽快かつ鮮やかにこの飛躍的傑作を音化している。聡明鋭敏な音楽にむしろ温かな赤味を差す弾力的で精彩に富む響きのまとめ方が、実にきめ細やかで美しい。
intoxicate (C)森山慶方
タワーレコード(vol.137(2018年12月10日発行号)掲載)

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