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凍った脳みそ

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フォーマット 書籍
発売日 2018年10月19日
国内/輸入 国内
出版社ミシマ社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784909394149
ページ数 200
判型 46

構成数 : 1枚

序 COLD BRAIN STUDIOができるまで

1
白いモビルスーツ
リアル・モフモフ
カビ反乱軍の最期

2
ゴキジェット アマ
ゴキブリの身投げを止めるために
若者を助け、徳ポイントを貯めるのだ
Aから片付けることの面倒とZからのリスク

3
機材選びにともなう様々な困難
プレーンなオムレツ、プレーンなプリアンプ
「マイクは大事である」という話
弟子ケイタ

4
一点豪華主義
痛いシカゴ
婆さんがたったひとりで
聞いてみるシリーズ(前編)「カンジェネ」海外レコ
聞いてみるシリーズ(後編)「アカフー」海外レコ

5
不味い珈琲
飲料水で尻を洗うのは善か
四秒の壁

6
プロ技くんvs. キューちゃん
顔面ハゼの半魚
俺だけのミキちゃん
パンクロックなカニかまぼこ

あとがき

  1. 1.[書籍]

「そんなことは業者に任せ、その時間で音楽を作ってくれ」この本を読んだファンはそう思うであろう。しかし心配は無用。この迂回、屈曲こそが音楽の、いやそれのみならず文学の、いやそれのみならず人生の本然なのである。 ――町田康氏

アジカン・ゴッチの音楽スタジオ「コールド・ブレイン・スタジオ」。
その空間で日夜起こる、脳みそが凍るほどに理不尽でおかしな出来事と事件。

様々な青年的な葛藤を経て、経て、経て、皮を剥いてヘタを取って、中から出てきた中年男性を鍋に入れて煮、冷蔵庫で粗熱を取ってから冷凍し、しばらくしてから取り出して皿に盛り付けたのがコールド・ブレイン・スタジオであり、本書である。とか言うと、わけがわからないかもしれない。が、この本はれっきとした音楽書であり、スタジオ作りにまつわる冒険譚でもある。とかなんとか言いながら、俺は今日もまたスタジオの音響について悩んでいる。――「あとがき」より

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