Brandt Brauer Frickの創始者Daniel Brandtによる2ndアルバムが完成!ライヒから学び、リズミカルでエモーショナルなミニマルサウンドにチャレンジした作品。それは、ミニマル・クラシック・テクノと呼べる傑作の誕生。
前作『エターナル・サムシング』で試みたクラシック音楽とミニマルテクノの融合。今作でもコンセプトを引き続きつつ、より進化した世界を構築。ハウシュカやポール・フリックと共にライヒの"Six Pianos"の演奏とレコーディングに参加以降、ピアノによるメディテーション・サウンドに注目し、ミニマルなピアノサウンドにドラム/シンセサイザー/ギター/ベース/トロンボーンなどで作り上げた作品。現代音楽に近いアカデミックな雰囲気を持ちながらも、リズミカルで軽やかな音色やダイナミックな展開がポップな印象をあたえます。そして5曲目"Ltd"ではオーウェン・パレットやマシュー・ハーバートとのコラボレーションでも有名なスターゲイズが参加。
発売・販売元 提供資料(2018/10/10)
「クラブ世代へ向けたコンサートホールでの楽曲構築」-BBC Music-と評される様に、独創的な画期的サウントで注目されるアーティスト。本作はOlafur ArnaldsやNils Frahmといったポスト・クラシカルの重要作家を多くリリースする《Erased Tapes》より。ライヒのミニマルを自身の音楽に独自昇華し、管楽器、弦楽器、ピアノ等の生音とエレクトロニクスを融合した冷徹かつ温かみのある音像を描いた唯一無二のミニマル・クラシック・テクノを披露。他では味わえない音響構成と、人力で揺らぎのある高揚感を湛えた名盤。
intoxicate (C)池田敏弘
タワーレコード(vol.138(2019年2月10日発行号)掲載)