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あのころ、天皇は神だった

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フォーマット 書籍
発売日 2018年09月25日
国内/輸入 国内
出版社フィルムアート社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784845917068
ページ数 192
判型 46

構成数 : 1枚

強制退去命令十九号
列車
あのころ、天皇は神だった
よその家の裏庭で
告白
訳者あとがき

  1. 1.[書籍]

第二次世界大戦中のアメリカで、強制退去によって追われた日系人の一家。
彼らはユタ州の砂漠にある収容所に送られる。家族それぞれの視点から語られる、有刺鉄線の内側で過ごす日々……。
オオツカの長編デビュー作、待望の新訳。

「かつて、「日本人」であるというだけで、囚われたひとたちがいる。ひどいめにあわされたひとたちがいる。かれらの普通の日々を狂わせたのは、「神」だった」
――温又柔(小説家)

「歴史のけたたましい音の下でひっそりと息を殺していた、名もなき声の数々が、物語のなかでこだまする。不穏で、残酷で、そして美しい言葉が」
――藤井光(アメリカ文学研究者)

【内容紹介】
カルフォルニア州バークレーで暮らす日系アメリカ人家族に突然訪れた不幸。
パール・ハーバーの夜、父親が尋問のためFBIに連行された。
そして翌1942年春のある晴れた日、街のいたるところにあの告知が現れた。「強制退去命令十九号」。
残された母親とその子ども二人が、込み合う列車に乗り込み、たどり着いたのは、ユタの埃っぽい砂漠の有刺鉄線で囲われたバラックの町だった…。

「天皇が神だった」あの時代、名もなき家族の人生が深く、大きくゆさぶられる…。

『屋根裏の仏さま』でPEN/フォークナー賞を受賞した、ジュリー・オオツカのデビュー作が小竹由美子の新訳で復刊。

作品の情報

あらすじ
カリフォルニア州バークレーで暮らす日系アメリカ人家族に突然訪れた不幸。パール・ハーバーの夜、父親が尋問のためFBIに連行された。そして翌1942年春のある晴れた日、街のいたるところにあの告知が現れた。「強制退去命令十九号」。残された母親とその子ども二人が、込み合う列車に乗り込み、たどり着いたのは、ユタの埃っぽい砂漠の有刺鉄線で囲われたバラックの町だった…。「天皇が神だった」あの時代、名もなき家族の人生が深く、大きくゆさぶられる…。

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