「クローズから21年も経ってなんでこのタイミングでフロントなのかって?ひとつには意外なことにまだ誰も手を付けていなかったから。語り継ぐべきことがあるにも関わらずね。もうひとつは、ロバート・ジョンソンとかベルグハインとか、今のクラブも、多様性とかオープン・マインドなところとか、フロントのスピリットを色々と受け継いでいるだろう?あと単純にあの時代のセレクションで踊るのがいまだに楽しいと思えること。今こそ世に問うべき企画なんじゃないかと思ってね。」― ゲルト・ヤンソン(ランニング・バック主宰)
「フロント」は80年代の半ばから90年代の後半にかけてドイツのハンブルグにあった伝説的なナイト・クラブ。マスターズ・アット・ワークやフランキー・ナックルズ、デリック・メイらもプレイ、ヨーロッパのクラブ・カルチャーの定着・発展に貢献した(マンチェスターのハシエンダなどと並ぶ)黎明期の重要拠点のひとつでした。クラブは97年に惜しまれながらクローズしましたが、そのスピリットはロバート・ジョンソンやベルグハインへと受け継がれ現在に至ります。プレイハウスのアタをはじめフロントでスキルを磨いたDJやレーベル関係者は数知れず。そんなフロントのトリビュート企画が、トッド・テリエやセオ・パリッシュ、レディオ・スレイヴなどを手掛ける名門「ランニング・バック」からリリースに。フロントのレジデントDJをつとめたクラウス・シュトックハウゼンとボリス・ドゥルゴッシュのふたりがセレクト&ミックスを手掛けた2枚組パッケージ。ダニー・クリヴィットもこよなく愛したブルー・モデルヌにはじまり、スカイ、モダン・ロマンス、ムードIIスウィング、ニック・ホルダーやスティーヴ・アーリントンなどなどを収録。シングルでしか聞けないレア・トラック満載。ポスト・ディスコ、エレクトロ/フリースタイル、ファンク、ガラージ・クラシックス、イタロからディープ・ハウスまで、新旧さまざまな時代のアンダーグラウンドなダンス・ミュージックをエクレクティックに数珠繋ぎ!現在進行形のクラブ・シーンが出来上がるまでの、いまではすっかりレジェンドやミステリーになってしまったあの時代の濃密な空気を追体験できるまたとない企画です。24頁ブックレット対訳封入。
発売・販売元 提供資料(2018/12/03)