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算法少女

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フォーマット 書籍
発売日 2006年08月09日
国内/輸入 国内
出版社筑摩書房
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784480090133
ページ数 272

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

「どうして算数を勉強するの?」「だって、おもしろいから!」
父から和算を学ぶ町娘あきは、算額に誤りを見つけ声を上げた。と、若侍が…。和算への誘いとして定評の少年少女向け歴史小説。箕田源二郎・絵

安永4(1775)年に刊行された和算書『算法少女』の成立をめぐる史実をていねいに拾いながら、豊かに色づけた少年少女むけ歴史小説の名作。江戸時代、いかに和算が庶民の間に広まっていたか、それを学ぶことがいかに歓びであったかを、いきいきと描き出す。

作品の情報

あらすじ
父・千葉桃三から算法の手ほどきを受けていた町娘あきは、ある日、観音さまに奉納された算額に誤りを見つけ声をあげた…。その出来事を聞き及んだ久留米藩主・有馬侯は、あきを姫君の算法指南役にしようとするが、騒動がもちあがる。上方算法に対抗心を燃やす関流の実力者・藤田貞資が、あきと同じ年頃の、関流を学ぶ娘と競わせることを画策。はたしてその結果は…。

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著者: 遠藤寛子

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