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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2013年06月10日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 文庫 |
| SKU | 9784480095534 |
| ページ数 | 208 |
構成数 : 1枚
第1章 人間はどういう動物か
(人間と動物
直立二足歩行
毛のないけもの ほか)
第2章 論理と共生
(町の動物たち
都市緑化における触覚
計画と偶然の間 ほか)
第3章 そもそも科学とはなにか
(動物行動学が提出した問題
ファーブルなんて「愚の骨頂」だった
ローレンツは時代の「すこし先」をいっていた ほか)
おっぱいの形、戦争の原因、少子化の損益――動物学から人の生きかたを問う
動物行動学の見地から見た人間の「生き方」と「論理」とは。身近な問題から、人を紛争へ駆りたてる「美学」まで、やさしく深く読み解く。
【解説:絲山秋子】
人のおっぱいはどうしてこういう形になったのか。一夫一妻の論理と流行のファッションとの意外な関係とは。少子化のコストベネフィット。戦争の背後にある、遺伝子に組み込まれた攻撃性とは別の「美学」の問題。科学と神はほんとうに対立するのか。―動物行動学の草分けとして長く第一線で活躍した著者が、あえて動物学的見地から「人間」を問う。言葉をもって概念を生み出すようになった人間は、どのような存在になったのだろうか。身近で多彩な例を引きつつ、表面的な現象の奥にある人間の行動論理を、やさしく深く考察する。

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