| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2018年09月03日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Plectra Music |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | PL21703 |
| SKU | 888295671873 |
構成数 : 1枚
【曲目】
トレヴァー・ピノック フリント・コレクションを弾く
ルイ・クープラン(1626頃-1661):クラヴサン曲集
イ短調の楽曲
前奏曲 [7]/
アルマンド「愛想の良い女」[101]/
クーラント「ラ・ミニョン」[105]
クーラント [106]/
サラバンド [109]/
ラ・ピエモントワーズ [102]
ポワトゥーのメヌエットとそのドゥブル [111]
ニ短調の楽曲
前奏曲 [1]/
アルマンド [36]/
クーラント [42]/
クーラント [41]
カノンによるサラバンド [47]/
サラバンド [51]/
カナリー [52]/
ヴォルト [53]
牧歌 [54]/
3種のムヴマンの楽曲 [37]/
シャコンヌ「告訴人」[57]
ヘ長調の楽曲
前奏曲 [12]/
アルマンド・グラーヴ [67]/
クーラント [68]/
クーラント [71]
サラバンド [72]/
バスクのブランル [73]/
サラバンド [74]/
ジーグ [76]
ガイヤルド [77]/
シャコンヌ [80]/
ブランロシュ氏のトンボー [81]
【演奏】
トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
使用楽器:1627年、ヨハネス・ルッカース製

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本録音が心に響きだしたのは、聴き出してから三年後だった。一昨日も聴き直すと、楽音の美しさを引き出し活かすようなフレ―ズ、水光の煌めきの如くその余韻と詩情に魅了されてゆく。
聴いているうちに、この叙情lyricismを感じさせる個性的なフレ―ズは、的確な表現ではないかもしれないが、男性的と感じるようになった。ラモーにも、同様の感覚を覚えた。では、「女性独特の叙情は?」となると、即答できず、「戦争は女の顔をしていない」というエピグラフ(A.アダモヴィチ)及びタイトル(C.アレクシェヴィチ)しか浮かばない。
この感覚は何なのか、手掛かりがないか、再度、Davitt Moroneyによる解説を読み直すと、次の部分が明示のひとつではないかと感じた。
“Couperin's music, as Le Gallois implied, is intrinsically most forceful. A tougher contrapuntal brilliance reinforces its structures. ”
ルイ・ク―プラン作品は、恐らく玄人好みと言われるだけあり、耳界が拡がるような感がした。“According to Le Gallois, Couperin's “style of playing has been much appreciated by experts due to the fact that it is full of chords, and enriched by beautiful dissonances, fine structure and imitation”, ”、“Le Gallois wrote that people said Louis Couperin “touched the ear” (touchoit l'oreille).”
本アルバムを購入直後に、日本チェンバロ協会の第42回例会に於けるフレスコバルディ研究の講義を偶然見つけて、一般聴講が叶ったことを思い出す。