「カエターノ・ヴェローゾ × ブライアン・ウィルソン」 または「21世紀のブラジリアン・ソング・サイクル」 などと称されるブラジルのシンガー・ソングライター、チン・ベルナルデスのソロ・デビュー作が多くの要望に応えて待望のアナログ・プレス。
全ての作編曲、さらにはヴォイス、コーラス、ギター、ベース、オルガン、メロトロン、パーカッションなどを自身で演奏。ユニバーサルな魅力をもつソング・ライティングとカエターノ・ヴェローゾにも通ずる優しいヴォーカルに、アナログ機材でレコーディングされたヴィンテージ感溢れるサウンド、弦を交えた柔らかなアンサンブルが「ウォール・オブ・サウンド」のごとく迫り来るその内容は、ポップ・アルバムとして出色の出来。2017年にはデベンドラ・バンハートや坂本慎太郎、フアナ・モリーナらとともにドイツのフェス「WEEK-END」に自身のバンドで出演するなど、すでに世界的には注目集める存在で、ここ日本でも次世代のブラジルを担う存在として既に大きな注目を集めている。日本語解説:高橋健太郎。歌詞対訳:荒井めぐみ・FOR FANs of...ビーチ・ボーイズ、ブライアン・ウィルソン、カエターノ・ヴェローゾ、ヴァン・ダイク・パークス、デベンドラ・バンハート etc.。
発売・販売元 提供資料(2018/08/13)
"カエターノ・ヴェローゾ × ブライアン・ウィルソン" または"21世紀のブラジリアン・ソング・サイクル"などと称されるブラジルのシンガー・ソングライター、チン・ベルナルデスのソロ・デビュー作が多くの要望に応えて待望のアナログ・プレス。 (C)RS
JMD(2018/08/07)
なぜ、こんなにも美しいメロディーがかけるのだろう。叙情に溢れ、物語性に富んでいて、フォーキーではあるのだけど幻想的で。ドビュッシー風のピアノ、メロトロン、ハープや管弦が現れる度に夢と現実は交錯し、甘やかなノスタルジーを纏い浮遊する楽曲はまるでミシェル・ゴンドリーの恋愛睡眠。2017年に発表するや否やブラジル音楽リスナーの間で大絶賛となり、"ブラジルのブライアン・ウィルソン"と評されたサンパウロのSSWチン・ベルナルデス。カエターノやミルトン以上にフリート・フォクシーズやスフィアン・スティーヴンスとの親近性を感じさせる新世代のデビュー作が満を持して国内盤化。
intoxicate (C)小畑雄巨
タワーレコード(vol.135(2018年8月20日発行号)掲載)