CAM JAZZがプロデュースする若手の中で、最も注目を集めるアーティストの一人であるクラウディオ・フィリッピーニ、トリオでの新作が登場!!今作は、CAM JAZZデビュー作『The Enchanted Garden』(2011) と同メンバー。この作品の後、トリオのメンバーがパレ・ダニエルソン(b)、オラヴィ・ロウヒヴオリ(ds) に替わり2作リリース。そしてメンバーが戻った『SquaringThe Circle』(2015) はスタンダード集、2016年リリースの『Overflying』はソロ作品であり、このトリオでのオリジナル作品は実に7年振りとなる。また2017年6月録音の、CAM JAZZ 企画による6ヶ所のワイナリーで行われたライヴレコーディングでは、巨匠エンリコ・ピエラヌンツィやガブリエレ・ミラバッシと並んで出演者に選ばれるなど、CAM JAZZの期待度が伺える。こちらのライヴでは、全編エレピを使用し、エルメート・パスコアールやジョー・ザビヌルなどの名曲の他、オリジナルも演奏。フィリピーニの今までにない一面を見せた。今作の楽曲はほぼフィリッピーニのオリジナル。4 曲目はベース・ソロ、6曲目は3人の共作である。知的かつ抒情的なアコースティック・ヨーロピアン・ピアノ・トリオのサウンドと、エレクトリックでポップな現代的サウンドを独自のセンスで融合し、メロディアスでドラマチックな世界を創る。ノスタルジックで心温まる1曲目、疾走感溢れる5曲目など、基本的にアコースティックでエフェクトをさりげなく入れるものから、3,8曲目などエレクトリック・サウンドを基本にアコースティックと絶妙に入り混じるものまで様々。また2,7曲目の優雅なバラードで、作品全体の抑揚をつける。エモーショナルなラスト9曲目も一聴の価値あり!ECM第3のスタジオ、アルテスオーノにて、レコーディング&ミキシングはステファノ・アメリオ、マスタリングはダニーロ・ロッシという黄金のコンビ。自身の表現を広げる若手ピアニストによる、ポップかつ現代的なヨーロピアン・ピアノ・トリオ!
発売・販売元 提供資料(2018/08/13)