| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2018年09月中旬 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Evolution Music |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | EVSA572M |
| SKU | 4897012133682 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:58:24
Personnel: Bob James (piano, Fender Rhodes piano, keyboards, synthesizer); Mike Palazzolo (acoustic bass); Billy Kilson (drums).
Audio Mixer: Ken Freeman.
Liner Note Author: Sonny Abelardo.
Recording information: KFP Studios, Bethlehem, PA (12/18/2017); Skylight Recording Studios, Union, NJ (12/18/2017); Stagg Studios, Van Nuys, CA (12/18/2017).
Editor: Ken Freeman.
Photographers: Roy Cox; Bob James.

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すでに80歳を超えているにもかかわらず、その旺盛なジャズ魂は一向に衰えを知らない。たまに、本作のようなモダンジャズのスタイルを演奏したくなるのが、なによりの証拠だ。そのスタンスの広さが、まさに彼のフュージョン的生き方そのものなのだ。それを貫いているから、聴く方の我々も勇気づけられる。
長年のファンであれば、この作品は何の偏見もなく受け入れられるであろう。しかし、ピアノトリオの演奏スタイルは古風なジャズのスタイル故、ゴリゴリのフュージョンファンには退屈かもしれない。とは言え、これが彼のやはりルーツなのだ。そこは譲ってあげたい。
後半の曲になると、エレピも使われて、お得意のフュージョン的なアレンジやメロディが登場してくる。まさに燻銀の如く美しい旋律が弾かれ、何の力みもなく、共演者との即興が展開する。
単純ながら親しみやすいメロディを大切にしたボブの曲は、どこか日本の歌謡曲のような響きもある。だから日本のファンも多いのだろう。そして彼も日本を愛して、震災時には東北の人たちを慰問した。それゆえに、ファンキーなジャズを好む若いファンにこそ、彼の曲の素晴らしさを知ってもらいたいと願う。