次世代のエレクトロ・ポップ・シーンを担う若き才能、圧巻の2ndアルバム。
ケルン出身のプロデューサー、マリウス・ラウバーによるソロ・ユニット<ルーズベルト>の2ndアルバム。前作は輸入盤ながらそのセンス抜群なメロディで多くのリスナーを虜にして大ヒットを記録。もちろん今作もそのメロディセンスを存分に活かしたエレクトロ・ポップが満載。先行シングル“Under the Sun”、ウォッシュト・アウトをフィーチャーした“Forgive”あたりを聴いてみて頂ければ、この才能に納得です。傑作。
(C)名古屋近鉄パッセ店:西村 清彦
タワーレコード(2018/10/19)
現代最良のシンセポップ・アルバム誕生!話題のルーズヴェルトが放つ珠玉の2ndアルバムは、ウォッシュト・アウトもゲスト参加!80'sシンセポップ~ディスコ・ポップやバレアリックなどからの影響をストレートに表現したカラフルなポップサウンドは、前作からの正常進化といえる極上の仕上がりで、メロディも音作りも抜群にキャッチー&ハイクオリティ。そして、淡い切なさを湛えた軽やかなダンスビートは我々日本人の琴線にまたしてもジャストフィット。先行シングル「Under the Sun」や、このジャンルの先輩格であるウォッシュト・アウトをフィーチャーした「Forgive」をはじめ、今回も珠玉のポップサウンドがこれでもかと詰まっている。80年代の香りを"今"の感覚でアップデートするエレクトロ・ポップ系のアーティストは数多いが、本作は彼のセンスが頭ひとつ抜けていることを鮮やかに証明する傑作であり、今後の更なるブレイクは間違いない! (C)RS
JMD(2018/07/31)
2016年の初作がインディー界隈で大評判だったルーズヴェルトことマリウス・ラウバー。チャーチズ仕事などを通じて注目度も増し増しのなか、ジョー・ゴダード(ホット・チップ)の主宰レーベルから2作目が登場した。引き続き80s流儀のパキッとしたエレポップを主体に、ウォッシュト・アウト参加曲では淡~くチルな空気を醸すなど、前作から着実に進歩している様も窺える。まだまだ伸びしろは十分ありそう。
bounce (C)人與拓馬
タワーレコード(vol.420(2018年10月25日発行号)掲載)