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買えない味

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フォーマット 書籍
発売日 2010年12月08日
国内/輸入 国内
出版社筑摩書房
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784480427830
ページ数 240

構成数 : 1枚

朝のお膳立て
(箸置き―「戻る場所」をつくる
白いうつわ―磁器か、陶器か ほか)

買えない味
(指―かぶりつく直前の味
レモン―ひとたらしの衝撃 ほか)

キレる力を!
(注ぎ口―ぴしゃり、キレる力を
調理スプーン―もうひとつの掌 ほか)

機嫌のよい一日
(買い物かご―無駄を省こう
木の弁当箱―柔軟な"うつわ"として ほか)

  1. 1.[書籍]

晩秋の柿、土瓶の番茶……日常の中に、おいしさはある
一晩寝かしたお芋の煮っころがし、土瓶で淹れた番茶、風にあてた干し豚の滋味……日常の中にこそある、おいしさを綴ったエッセイ集。
【解説:中島京子】

電話一本で、ネットのワンクリックで、老舗の鍋セットや地方の旬の野菜、海産物が手に入る時代。それは便利だけれど、ホントにそれでいいのでしょうか?一晩寝かせたお芋の煮っころがし、土瓶で淹れた番茶、風にあてた干し豚の滋味…日常の中にあるおいしいものたち。お金では決して買えない味がある。自分の身の回りにある買えない味の数々を綴ったエッセイ集。第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。

作品の情報

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著者: 平松洋子

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