| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2010年11月10日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 文庫 |
| SKU | 9784480427588 |
| ページ数 | 384 |
構成数 : 1枚
第1章 出家の由来
(スロベニアからの手紙
生き難さ
小児喘息 ほか)
第2章 禅僧の言葉
(只、入ると、入らざると
「何故に」か、「如何に」か
無我と滅私 ほか)
第3章 アメリカ安居体験記
(彰顕さんの人さし指
大きな土地の小さな寺
ランプと星と ほか)
幻の処女作、待望の文庫化!
自身の生き難さと対峙し、自身の思考を深め、今と切り結ぶ言葉を紡ぎだす。永平寺修行のなかから語られる「宗教」と「人間」とは。
【解説:宮崎哲弥】
病弱だった幼少期、たびたび死の恐怖にさらされた。恐怖は、切実な死への興味に変わり、15歳のとき「諸行無常」という言葉を知る。仏教との出会いだった。25歳で出家得度、曹洞宗大本山永平寺入山。同山での修行は19年に及んだ。本書で著者は、仏教の哲理、あるいは宗祖・道元の言葉に添いながらも、自分自身の生き難さに対峙し、自分自身の思考を深め、「今」と切り結ぶ言葉を紡ぎだす。異色の禅僧が語る宗教と人間とは。

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