これぞ大人のためのエンタテインメント! KING & QUEEN OF JAZZによるの夢のデュエット・アルバム。過去10年間のアルバム・セールスが1,000万枚(2作品が全米チャート1位を獲得)を誇る現役最高峰の"キング・オブ・ジャズ・ヴォーカル"ことトニー・ベネットと、8作品が全米ジャズ・チャート1位に輝く"ジャズ・ヴォーカルの女王"ことダイアナ・クラールがタッグを組み、今年生誕120周年を迎えた20世紀アメリカが生んだ最高の作曲家ジョージ・ガーシュウィンを祝し、誰もが耳にしたことのあるガーシュウィンの名曲の数々をデュエットで録音。バックを務めるのはグラミー・ノミネート常連のビル・チャーラップ・トリオ。間違いなく2018年の最重要ジャズ・アルバムにして、すべての大人に捧げる、アメリカ・エンタテインメント界の粋が詰まった超強力作品。 (C)RS
JMD(2018/08/04)
トニー・ベネットの今度のデュエット相手は、20年以上も親交があるジャズ・ヴォーカルの女王だ。ふたりのビッグショーのために用意されたのはジョージ&アイラのガーシュウィン兄弟によるスタンダード・ナンバーで、ダイアナ・クラールの深い響きのコントラルトを御大のジェントル・ヴォイスが愛情たっぷりに包み込み、至福の時間が流れていく。何て粋な、何て甘くて濃厚なひとときだろう。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.419(2018年9月25日発行号)掲載)