現代版ジャズロック・ピアノトリオfox capture plan約1年ぶり7枚目のオリジナル・フル・アルバム。彼らの演奏代名詞ともいえる高速変拍子「Capturism」から幕が開く本作は、JAZZ JAPANアワードとCDショップ大賞受賞作の2ndアルバム『BRIDGE』を彷彿させる原点回帰。満席で終えたBLUE NOTE TOKYO 2デイズ他名阪を回ったツアーをイメージして作曲された「Greatest Blue」はジャズの歴史の中で曲名やアルバム名などにもよく用いられている色"BLUE"と、ジャズ界の"偉大"な先人達へのリスペクトを最大級の"GREATEST"とし、その2つの言葉を合わせて名付けられたモダン・ジャズ的アプローチ。また、長澤まさみ主演の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』のメイン・テーマ曲のセルフ・カヴァー等を収録。結成から7年、7作目の作品にして彼らの"今"がすべてがパッケージされた至極の名作。 (C)RS
JMD(2018/07/05)
〈現代版ジャズ・ロック〉をテーマに偉大なるジャズの系譜に連なり、さらなる更新を試みるピアノ・トリオの、約1年ぶりとなる7枚目のオリジナル・アルバム。もはや彼らの代名詞的なスタイルとなった高速変拍子の表題曲"Capturism"で幕を開け、タイトルからして背筋の伸びる"Greatest Blue"のモダン・ジャズ的なアプローチは堂々とした気概を感じさせる。続く"We Are Confidence Man"は月9ドラマ提供曲のセルフ・カヴァー。終盤まで一気に聴かせる構成で展開し、お馴染みの洋楽曲カヴァーはニーヨの"Because Of You"を選曲。美麗な原曲を凌駕する気高さにはアレンジメントの妙を堪能させられる。結成から7年を経て大きく成長を遂げた彼らの〈いま〉を感じ取ることができる作品だ。
bounce (C)藤堂輝家
タワーレコード(vol.418(2018年8月25日発行号)掲載)