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    ユリイカ 2018年7月臨時増刊号 総特集=高畑勲の世界 -『太陽の王子ホルスの大冒険』『アルプスの少女ハイジ』『火垂るの墓』『平成狸合戦ぽんぽこ』『かぐや姫の物語』…アニメーション監督の軌跡-

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    フォーマット ムック
    発売日 2018年06月29日
    国内/輸入 国内
    出版社青土社
    構成数 1
    パッケージ仕様 -
    SKU 9784791703524

    構成数 : 1枚

    ■図版構成
    大塚康生のアルバム/提供=大塚康生

    ■パクさんと――
    パクさんと巡ったイタリアの旅/小田部羊一(聞き手・構成=叶精二)
    アニメーション作家・高畑勲さんとの特異な出会いと知られざる教育活動/池田宏
    トコトコ歩く/竹内孝次

    ■批評家と実務家
    高畑勲の批評性/福嶋亮大
    すこしものたりないくらいの幸せ/中田健太郎
    五九年世代と「演出中心主義」――高畑勲と東映動画の〈長い六〇年代〉/木村智哉
    民衆・女性・マイノリティ――高畑勲の映画における戦後民主主義のイメージ/山本昭宏

    ■作品を作りながら考える
    誰が描いても「高畑さんの作品」になる/百瀬義行(聞き手・構成=叶精二)
    『火垂るの墓』の赤い色は降魔色だった。/山本二三
    TVにおける高畑勲の仕事/五味洋子

    ■演出という営為
    6Pチーズをコンロの火にかざしてみたけれど――「名作文学アニメ」を完成させた高畑勲監督の仕事/津堅信之
    他者との交渉――『赤毛のアン』『じゃりン子チエ』『おもひでぽろぽろ』/石田美紀
    高畑勲の描いた「普通」と「理想」/藤津亮太
    高畑勲と共感の倫理/八重樫徹

    ■高畑勲の"ことばたち"
    プレヴェールというリアル――高畑勲訳および注解『ことばたち』をめぐって/高畑勲+中条省平
    躍動するスケッチを享楽する/高畑勲(聞き手=中条省平)

    ■高畑勲をかたちづくるもの
    人生の宝物――高畑勲を偲ぶために/イラン・グェン
    一二世紀から二一世紀へ /土居伸彰
    高畑勲のジャック・プレヴェール翻訳『ことばたち』/國枝孝弘
    日仏におけるポール・グリモーという存在――制作者として、あるいは研究者としての高畑勲の視点から/雪村まゆみ
    高畑勲と今村太平『漫画映画論』/佐野明子
    高畑勲の遺言/萩原由加里

    ■高畑勲の描いた絵図
    絵の代わりに――高畑勲の描いたもの/奈良美智(聞き手=蔵屋美香)
    読み解く身体――『ホーホケキョ となりの山田くん』と『十二世紀のアニメーション』/細馬宏通
    高畑勲と思考の演出術/石岡良治
    高畑勲の孤独にしてラジカルな闘い――実写とアニメの境界で/吉田広明
    高畑勲作品の音楽語法/有吉末充

    ■監督の仕事と横顔
    高畑勲との交差に至るまで/片渕須直(聞き手=木村智哉)
    草原に寝転ぶ人、あるいは狸。/叶精二
    みずみずしく自由に/坂口理子

    ■「漫画映画の志」に向かって
    美しい悪魔の妹たち――『太陽の王子 ホルスの大冒険』にみる戦後日本人形劇史とアニメーション史の交錯/鷲谷花
    春のほうへ/髙山花子
    『じゃりン子チエ』の心象地図――高畑勲の「ディープサウス」/酒井隆史
    映画と大地の間にあるもの――『柳川掘割物語』その後/中谷礼仁
    『火垂るの墓』の葬送するもの――戦争が壊した「大人たち」の権威/遠藤正敬
    不快感と向き合うこと――『おもひでぽろぽろ』論/可児洋介
    狸の物言わぬ屍に応答するために――『平成狸合戦ぽんぽこ』論/村上克尚
    ボブスレーのアニメーション――『ホーホケキョ となりの山田くん』と『ジュラシック・パーク』/高瀬司

    ■アニメーション監督の軌跡
    高畑勲略年譜/叶精二

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    作品の情報

    その他
    フィーチャードアーティスト: 高畑勲

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