ミュージック・トリップ感満載のチルな傑作。
「ここではないどこかへ連れて行くような越境的なサウンドを作りたい」というバンドの意図通りのミュージックトリップ感満載のチルな傑作。生楽器の温かみのある音色とデジタルが融合した独特なサウンド。エキゾチックな(1)(3)(7)、ボーカルの入った(4)(8)などが極めて心地良い。晩夏~初秋に聴きたい1枚。
(C)名古屋パルコ店:藤瀬 雅文
タワーレコード(2018/09/21)
ザ・エックス・エックス、ジェイムス・ブレイク、マウント・キンビー、チェット・フェイカー、ボノボらを引き合いに称賛を集める叙情派チルミュージック・ユニット、マリブー・ステートが、待望のニュー・アルバム『Kingdoms In Colour』のリリースを発表!
生楽器と暖かみのあるエレクトロニクスが生み出す独創的な音像と、メロディーが豊かなトラック、そして楽曲の緻密さと完成度の高さは、音楽ファンのみならず、多くのアーティストや評論家たちも絶賛。Guardian、i-D、Vogue、Mixmag、Majestic Casualといった主要メディアはもちろん、ジャイルス・ピーターソンら大物ラジオDJからもサポートを獲得している他、ボノボやDJコーツェも彼らを称賛し、ファットボーイ・スリムやケリス、リアン・ラ・ハヴァスといったアーティストからリミックスの依頼が届くなど、着実にその名を拡げている。
発売・販売元 提供資料(2018/06/20)
ボノボを彷彿とさせる抒情的なサウンドで、同業者からの支持も厚いマリブー・ステート。前作に引き続き、今回も生楽器とエレクトロニクスをブレンドした郷愁を誘う楽曲揃いだ。XXやジェイムズ・ブレイクと共鳴するメランコリーを湛えた歌モノから、ピッチシフトしたヴォーカルとエキゾなスパイスも効かせたクルアンビン参加曲まで、チルとダンスの狭間を縫うようなグルーヴに身体も骨抜きに。
bounce (C)青木正之
タワーレコード(vol.419(2018年9月25日発行号)掲載)