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遺言。 新潮新書 740

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フォーマット 書籍
発売日 2017年11月
国内/輸入 国内
出版社新潮社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784106107405
ページ数 188P
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに

1章 動物は言葉をどう聞くか
バカな犬と恩知らずの猫/動物は絶対音感の持ち主/絶対音感は「失うもの」/ヒトはノイズを求める/鳥がしゃべる根拠

2章 意味のないものにはどういう意味があるか
感覚所与とは/役に立たないものの必要性/都会は意味で満ちている/文字禍/客観的な現実なんてない/感覚所与と意識の対立/「違い」を重視する科学とは

3章 ヒトはなぜイコールを理解したのか
動物はイコールがわからない/池田清彦の挫折と復活/「朝三暮四」と「朝四暮三」は違う/イコールが生みだす「猫に小判」/ヒトは他人の立場に立つことができる/世界に一つだけの花

4章 乱暴なものいいはなぜ増えるのか
「an apple」と「the apple」/日本語の助詞/中国語の特性/意識と感覚の衝突/乱暴なことをいいやがって/サル真似の根拠/「誰でもわかる」のが数学

5章 「同じ」はどこから来たか
ヒトの脳の特徴と「同じ」/ヒトとチンパンジーの僅かな差異/視覚と聴覚がぶつかると/漢字と視聴覚の関係/「同じ」のゴールは一神教/動物には言葉が要らない

6章 意識はそんなに偉いのか
金縛りになる理由/臨死体験をする人しない人/脳は図書館のようなもの/意識に科学的定義はない/意識の分割

7章 ヒトはなぜアートを求めるのか
芸術は解毒剤である/征服者は世界を「同じ」にする/唯一神誕生のメカニズム/コンピュータは芸術家になれない/生演奏は強い/その「赤」は同じか/一期一会のパイプ/アートの効用/建築は意識と感覚のどちらに重きをおくか/共有空間を受け入れられない人や動物/意識の集合体が都市

8章 社会はなぜデジタル化するのか
昨日の私と今日の私/『平家物語』と『方丈記』の時間/「私は私」と意識はいう/私の記憶喪失体験/デジカメのデータは変わらないのに/意識はデジタルを志向する/現代人は感覚所与を遮断する/情報は死なない/ジャンクにも意味がある/あなたがあなたであることを証明してください/マイナンバーに抵抗感がある理由

9章 変わるものと変わらないものをどう考えるか
変化するものを情報に変換するということ/時空はいつからあったのか/卵がなぜ私になるのか/進化の本質はズレ/メンデルの法則は情報の法則/「情報」の発見

終章 デジタルは死なない
自然保護とグローバル化/少子高齢化の先行き/コンピュータと人の競争/不死へのあこがれ

おわりに

  1. 1.[書籍]

作品の情報

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著者: 養老孟司

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