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在庫わずか| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2018年06月05日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Ricercar |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | RIC336 |
| SKU | 4589538715649 |
構成数 : 1枚
【曲目】
ヨハネス・シェンク (1660-1712):
ライン川のニンフ Op. 8 - ソナタ第3番 ニ長調
ライン川のニンフ Op. 8 - ソナタ第7番 ロ短調
ライン川のニンフ Op. 8 - ソナタ第2番 イ短調
ライン川のニンフ Op. 8 - ソナタ第11番 ト長調
ライン川のニンフ Op. 8 - ソナタ第8番 ハ短調
ライン川のニンフ Op. 8 - ソナタ第12番 ニ短調
【演奏】
ヴィーラント・クイケン (バス・ヴィオール)
フランソワ・ジュベール=カイエ (バス・ヴィオール)
【録音】
August 2012
Eglise Notre-Dame de Centeilles, France

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ドイツ帯同時には、メアブッシュに住んだので、デュッセルドルフの宮廷音楽家という縁も感じて聴き始めた。ヴィオラ・ダ・ガンバの楽音が非常に温かく柔和。沈み込んだ心情を浮かびあがらせて鮮明にしてくれる。
帰国直後から、何人も自殺者を出す社会問題に巻き込まれて以来、今では、息子に心で詫びる日々。どんなに努力しても、息子は「生きるも地獄、死ぬも地獄」のような人生になってしまっている。
心身の健康管理の為とは言え、音楽浸りで、本当に良かったのだろうか。
シェンクの音楽作品とは、そんな日々の夜に出会った。
遅発性の悲しみに優しく寄り添う音楽作品。
息子が不登校を余儀なくされていたときは、学校側との対峙で、悲しむより不浄不屈を旨としていた。不登校相談会では、体験談を話す母親がメソメソしながら洗濯物を干して「うちの子はいつ学校へ行けるのだろうか」と思った心情を吐露した時、違いに失笑するほどであった。きっと、悲しい時は、そのまま悲しむ方が、落涙を禁じ得ない方が、健康には良いのだ。
今や私が封印しても漏れ出す悲しみに浸かる日々である。悲嘆や失意を忘れる努力をする日々なのである。しかも、場合によっては重い症状を呈するため、払拭しながら。
息子と同じ年の若い青年を見るのは辛かったが、すぐに慣れるのは幸い、神の恩寵である。
ヨハネス・シェンクJohannes Schenckの受洗日(1660年6月3日)に。