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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2018年06月08日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 音楽之友社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784276101630 |
| ページ数 | 368 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
日本語版への緒言
序 章 音楽形式とメタファー
第1章 音楽形式のパラドックス
形式の生成論と規範論
ソナタ形式と定義の限界
第2章 修辞学と18世紀における音楽形式の概念
修辞学と18世紀美学の実践的傾向
言語としての音楽
音楽の文法と音楽の修辞学
修辞学と作曲プロセスの理論
旋律と形式の主題的基盤
ジャンル、形式的慣習、個人的才能
第3章 19世紀以降の形式メタファーにおける継続と変化
19世紀における修辞学的比喩の継続
有機体のメタファーと音楽形式のパラドックスの出現
三つの事例研究:レイシャ、マルクス、シェーンベルク
第4章 修辞学と器楽の自律性
修辞学と「楽想」
修辞学と18世紀後期・19世紀初期の分析
第5章 修辞学と大規模形式の分析における聴き手の役割
聴き手志向の形式理論
プロットを聴く:形式的原型の修辞学
音楽的弁論の分析:ハイドンの交響曲 第46番 ロ長調の第1楽章
訳者による付論「本書の理解のために」
訳者後書き
文献表
索引
音楽形式とは何か。ソナタ形式とは何か。当時の人々にどう理解されていたか。
――本書は19世紀に「ソナタ形式」と呼ばれるようになった西洋近代で最も重要な音楽形式について、18~19世紀の理論や美学的記述を再読することによって、当時の基本的教養であった修辞学の観点から再考し、それが現代における古典派音楽の理解にどう寄与するかを問う。

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