ブラジルのSSW、ソロデビュー作。まさにグッド・ミュージック。
ブライアン・ウィルソン×カエターノ・ヴェローゾ!? すべての作編曲、多数の楽器を自身で演奏する才能あふれるSSW チン・ベルナルデス。作曲、演奏、優しい歌声も素晴らしく美しい。すでに本国ブラジルでは高い評価を受けており、音楽史に残る名盤と肩を並べる内容です。ソフト・ロックファンも必聴の一枚。
(C)京都店:坂下 洋輔
タワーレコード(2018/08/10)
21世紀のブラジリアン・ソング・サイクル。サンパウロのロック・バンド「オ・テルノ」の一員としても活躍するシンガー・ソングライター、チン・ベルナルデスのソロ・デビュー作。全ての作編曲、さらにはヴォイス、コーラス、ギター、ベース、オルガン、メロトロン、パーカッションなどを自身で演奏。ユニバーサルな魅力をもつソング・ライティングと、カエターノ・ヴェローゾにも通ずる優しいヴォーカルに、弦を交えた柔らかなアンサンブルが絡むその内容は、ポップ・アルバムとして出色の出来。ゲストにはクアルタベーにも所属するクラリネットのマリア・ベラルドらが参加するなど、サンパウロ・インディー・ミュージック・シーンの奥深さもうかがい知ることが出来る。ブラジルの音楽評論家やWEB MEDIAでも大きく取り上げられるなど、話題の一枚。
日本語解説:高橋健太郎、歌詞対訳付き。
発売・販売元 提供資料(2018/06/29)
カエターノ・ヴェローゾ meets ブライアン・ウィルソンまたは21世紀のブラジリアン・ソング・サイクル。サンパウロのロック・バンド「オ・テルノ」の一員としても活躍するSSW、チン・ベルナルデスのソロ・デビュー作。 (C)RS
JMD(2018/06/06)
なぜ、こんなにも美しいメロディーがかけるのだろう。叙情に溢れ、物語性に富んでいて、フォーキーではあるのだけど幻想的で。ドビュッシー風のピアノ、メロトロン、ハープや管弦が現れる度に夢と現実は交錯し、甘やかなノスタルジーを纏い浮遊する楽曲はまるでミシェル・ゴンドリーの恋愛睡眠。2017年に発表するや否やブラジル音楽リスナーの間で大絶賛となり、"ブラジルのブライアン・ウィルソン"と評されたサンパウロのSSWチン・ベルナルデス。カエターノやミルトン以上にフリート・フォクシーズやスフィアン・スティーヴンスとの親近性を感じさせる新世代のデビュー作が満を持して国内盤化。
intoxicate (C)小畑雄巨
タワーレコード(vol.135(2018年8月20日発行号)掲載)