オルタナから洗練されたポップへと大変貌を遂げた飛躍の作品。
2016年にリリースした『PUBERTY 2』で世界的なブレイクを果たしたSSW、ミツキ・ミヤワキのソロ・プロジェクト。前作の路線をより洗練させたファーストシングル"Geyser"からフレンチポップテイストの"Nobody"まで孤独にをテーマにしながらもその楽曲はこれまで以上にバラエティーに富んだ内容の作品。 (C)仙台パルコ店:平野 誉幸
タワーレコード(2018/08/31)
長年のプロデューサー、パトリック・ハイランドとの制作中にイメージしていたのは"真っ暗なステージ上でスポットライトを浴びて一人孤独に歌うシンガー"。アルバムに収録されているほとんどの楽曲において、その雰囲気を演出するために、ヴォーカルの重ねたりハーモニーを加えることを排除。前作より2年振りとなる作品で、"シンボルになること、本来の自分とは別の人格になることの孤独について掘り下げた"という。前作の路線をより洗練させたファーストシングル「Geyser」からフレンチポップテイストの「Nobody」まで孤独にをテーマにしながらもその楽曲はこれまで以上にバラエティーに富んだ内容の作品。 (C)RS
JMD(2018/06/09)
前作『Puberty 2』でブレイクし、ワクサハッチーやフランキー・コスモスらと共にNYのオルタナ女子ブームに火を点けたほか、ロードやピクシーズのツアー・サポートにも抜擢されたシンガー・ソングライター。2年ぶりとなるこのアルバムのイメージは〈スポットライトを浴び、ひとり孤独に歌うシンガー〉とのことで、成功に伴う葛藤や疲弊を描いた落ち込み気味の内容かと思いきや、それを乗り越えて新たなスタートを宣言する清々しい内容に。前作を特徴付けた轟音ギターは据え置きながら、ストリングスや鍵盤楽器を大々的にフィーチャーし、よりエモく壮大に歌謡曲的な強いメロディーを盛り上げています。2年前に彼女から感じた椎名林檎みたいなカリスマは本物だった!と実感できる好盤。
bounce (C)中井幹代
タワーレコード(vol.418(2018年8月25日発行号)掲載)