スウェーデンを代表するプログレ・バンドであるザ・フラワー・キングスなどで活動するギタリスト・ロイネ・ストルトが"斬新な方向性と才能を融合させたアートロック"というアイディアを具現化。ベースにザ・フラワー・キングス/カーマカニックのヨナス・レインゴールド。イエス、キャメル、ミート・ローフ等と活動してきたアメリカ人キーボード奏者トム・ブリスリン。ジ・アリストクラッツのメンバーで、U.K.、ポール・ギルバート、ジョー・サトリアーニら数多くの仕事で知られる凄腕ドイツ人ドラマー・マルコ・ミネマン。ダイナミックで情感豊かなヴォーカルが魅力のペイン・オブ・サルヴェイションのダニエル・ギルデンロウというプログレ・ファンを唸らせる真の実力派集団である。プログレ、ジャズ、クラシック、ヘヴィ・ロック、フォーク、エレクトロニカ、そしてポップと、彼らの音楽的背景が有機的に融合した本作はデビュー作とは思えぬ完成度を誇る。 (C)RS
JMD(2018/06/06)
現代プログレをリードするインサイド・アウトから、サンズ・オブ・アポロに続く強力ユニットがデビュー! フラワー・キングスやアリストクラッツのメンバーによるこの実力派4人組は、〈シンフォニック・メタル化したピンク・フロイド〉と表現すべき格調高いサウンドが持ち味。イエスのジョン・アンダーソンやドリーム・シアターのジョーダン・ルーデスらゲストの顔ぶれも凄まじく、こんなの平伏すしかないよな!
bounce (C)山口晃司
タワーレコード(vol.417(2018年7月25日発行号)掲載)