300セット限定再プレス、シリアル・ナンバーなし仕様盤は2021年11月25日(木)入荷予定です。

クラシック
SACD
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ブルックナー: 交響曲全集(0-9番)、アダージョ第2番、「朝比奈隆ブルックナーを語る」<タワーレコード限定>

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フォーマット SACD
発売日 2018年06月15日
国内/輸入 国内
レーベルGlobal Culture Agency X TOWER RECORDS
構成数 3
パッケージ仕様 ボックス
規格品番 GCAC-1018
SKU 4589696060100

300セット限定再プレス、シリアル・ナンバーなし仕様盤は2021年11月25日(木)入荷予定です。


構成数 : 3枚

【曲目】
アントン・ブルックナー:
<DISC1>
1. 交響曲第0番 ニ短調(1869年 ノヴァーク版)/大阪フィルハーモニー交響楽団/
1978年6月5日/大阪フェスティバルホール *日本初演時の記録
●Director : Naohiko Kumoshita
●Engineer : Fumio Hattori
2. 交響曲第1番 ハ短調(第1稿によるハース版)/日本フィルハーモニー交響楽団/
1983年1月29日/東京文化会館
●Director : Naohiko Kumoshita
●Engineer : Fumio Hattori
3. 交響曲第2番 ハ短調(ハース版)/東京都交響楽団/1986年9月11日/東京文化会館
●Director : Tomoo Nojima
●Engineer : Fumio Hattori
4. 交響曲第3番 ニ短調「ワーグナー」(ノヴァーク校訂 第2稿 1877年)/大阪フィルハーモニー交響楽団/
1984年7月26日/大阪フェスティバルホール
●Director : Naohiko Kumoshita
●Engineer : Fumio Hattori

<DISC2>
5. 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)/大阪フィルハーモニー交響楽団/
1989年2月17日/大阪フェスティバルホール
●Director : Naohiko Kumoshita
●Engineer : Fumio Hattori
6. 交響曲第5番 変ロ長調(原典版)/東京都交響楽団/1980年9月3日/東京カテドラル聖マリア大聖堂
●Director : Naohiko Kumoshita
●Engineer : Fumio Hattori
7. 交響曲第6番 イ長調(原典版)/東京交響楽団/1984年1月28日/東京文化会館
●Director : Naohiko Kumoshita
●Engineer : Fumio Hattori
8. 「朝比奈 隆ブルックナーを語る」(聴き手:宇野 功芳)/1992年5月14日/ホテルオークラ東京にて

<DISC3>
9. 交響曲第7番 ホ長調(ハース版)/大阪フィルハーモニー交響楽団/1983年9月13日/東京カテドラル聖マリア大聖堂
●Director : Naohiko Kumoshita
●Engineer : Fumio Hattori
10. 交響曲第8番 ハ短調(ハース版)/大阪フィルハーモニー交響楽団/1983年9月14日/東京カテドラル聖マリア大聖堂
●Director : Naohiko Kumoshita
●Engineer : Fumio Hattori
11. 交響曲第9番 ニ短調(原典版)/新日本フィルハーモニー交響楽団/1980年6月4日/東京カテドラル聖マリア大聖堂
●Director : Naohiko Kumoshita
●Engineer : Fumio Hattori
12. アダージョ第2番(交響曲第3番 第2楽章 ノヴァーク校訂 第1稿の2)/大阪フィルハーモニー交響楽団/
1983年9月16日/東京カテドラル聖マリア大聖堂
●Director : Naohiko Kumoshita
●Engineer : Fumio Hattori
以上、朝比奈 隆(指揮) ライヴ収録

総収録時間:11時間41分38秒

【原盤】
Victor Entertainment

  1. 1.[SACD]
  2. 2.[SACD]
  3. 3.[SACD]

※世界初SACD化(2018年初出当時)
※SACDシングルレイヤー *このディスクはSuper Audio CD(シングルレイヤー)です。対応プレーヤーでSuper Audio CD再生モードにしてお楽しみください。通常のCDプレーヤーでは再生できません。
※300セット限定再プレス。シリアル・ナンバーなし通常仕様。豪華デジパック仕様

※2018年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:杉本一家氏)、
※解説書:朝比奈隆とブルックナー(小石忠男)、ブルックナーの「版」について(宇野功芳)、楽曲解説(宇野功芳)、演奏者プロフィール(藤田由之)以上、VICC-60281より転載。アダージョ第2番の解説(小石忠男)、VICC-60323より転載。(「朝比奈隆ブルックナーを語る」の印刷物はなし)

作品の情報

商品の紹介

今こそ聴かれるべき朝比奈隆の芸術。ブルックナーの交響曲全曲(第0番~9番)に宇野功芳との対話をカップリング。さらに特別収録として第3番アダージョの異稿を加え初SACD化。シングルレイヤーならではの利点を生かした長時間収録で、なんと3枚のディスクにそのすべてが収録!今回はシリアルナンバー付限定盤の完売を受けまして、2021年の朝比奈隆没後20年に際し、今回3年ぶりに300セットを再プレスいたします。シリアル・ナンバーは付いておりません。
今回の復刻は、全集としては2002年に市販で「朝比奈隆メモリアル・ボックス」として11枚組CD BOXが再発されて以来のリリースで、朝比奈ファンならずとも、記念碑的な東京カテドラルでのライヴを含む待望の再発です。大阪フィルを含む計5つのオーケストラと、1978年の第0番から、1989年録音の第4番まで、足かけ11年をかけて第0番を含む計10曲で完成された朝比奈唯一のブルックナー:交響曲全集です。以前の全集時に収録されていた宇野功芳氏との1989年の対談「朝比奈 隆ブルックナーを語る」と、今回、全集時には未収録で、後日シベリウスの交響曲第2番の余白に収められていた「交響曲第3番アダージョの異稿」(アダージョ第2番)を初めてカップリングしました。今回の初SACD化では、前回のCDセット時の販売価格(税抜\19,000)を更に下回り、シングルレイヤーならでは長時間収録という利点を生かして、SACDシングルレイヤー盤として3枚組、税抜\15,000でリリースいたします。尚、今回3枚組を実現しました可逆圧縮方式に関しましての記述は、角田郁雄氏による文末の「このSACDについて」の記述を参照ください。(1/2)
タワーレコード(2018/05/16)

朝比奈の東京カテドラルの演奏は、在京オケと1980年の5月から10月にかけて第1回目のツィクルスが行なわれ、第4番、第5番、第7番、第8番、第9番、序曲の音源がその後リリースされました。当時はシリアル・ナンバー付の限定盤としてLPが発売され、その後第5番と第9番はCDの全集の中に収められた一方で、残りの曲は暫くCD化されませんでしたが、2008年にタワー企画盤として4枚組でようやくCD化が行なわれています(NCS631:現在廃盤)。この全集セットでは、第7番と第8番は1983年の第2回目のツィクルス時のものが採用されており(この時は大阪フィルと他にミサ曲第3番、今回収録の第3番のアダージョ異稿が演奏)、第4番は後の大阪フィルとの大阪フェスティバルホールでのライヴが入り、全体で朝比奈の80年代のブルックナー演奏を総括する内容となっているのが特徴です。尚第0番は、朝比奈は4回しか演奏しなかった曲で、この1978年6月5日のライヴが日本初演でした(4度目の最後の演奏となった札幌交響楽団との1982年5月21日ライヴはタワー企画盤(TWFS90007)でリリース済)。また、今回カップリングの「アダージョ第2番」は、世界で2番目の演奏となった音源です。
この全集は1976年から78年にかけてのディスク・ジァン・ジァンでの全集録音時と並んで、日本でのブルックナー演奏史のバイブル的な演奏であり、まだ日本ではブルックナー受容がそれほど進んでいなかった時期ということもあって、その後のブームの牽引ともなった記念碑的なライヴと言えるでしょう。東京では音響的に良いホールがまだ少なかった時期に、ブルックナーを教会で演奏するという企画は興味深いものがあり、特に1980年の演奏は熱狂的に迎えられ、朝比奈に対する評価も確立した、まさに節目となった演奏でした。その後録音面では、手兵大阪フィルとの全集や、他のオケとのブルックナー演奏音源を朝比奈は多く残していますが、この全集には80年代に残した演奏に顕著なバランス感覚の素晴らしさや当時の勢いがつぶさに記録されており、今回のSACD化にあたり新規でマスタリングも行っていますので、音質的にもこれまで以上に演奏に没入できる仕様となっています。尚、シリアルナンバー付限定盤の完売を受けまして、今回200セットを追加生産いたします。シリアル・ナンバーは付いておりません。

<このSACDについて>
SACDシングルレイヤー盤で制作される名演奏の数々。そこには、最近、ちょっとした誤解があるように思える。それは、シングルレイヤー盤であっても、音源が圧縮されていると音質が劣化していると言われることだ。実際は、単なるデータ圧縮ではなく、CDより情報量の多いSACDのために考え出された可逆圧縮方式。ディスク・ドライブで読み取られた後、元の情報量に戻すというもので、音質劣化はまったく感じさせない。そもそも音質のコアとなる重要なポイントは、CD層が存在しないことと、本アルバムのようにエンジニアが長年培ってきたマスタリング技術が活かされていることだ。ぜひ、オリジナル音源に迫る臨場感に溢れた、この素晴らしい演奏を堪能して頂きたい。
オーディオ評論家 角田郁雄(2/2)
タワーレコード(2018/05/16)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
4.0
50%
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私が朝比奈のブルックナーを聴くようになったのは、同じ職場に朝比奈信者がいたからである。半ば強制的にジャンジャンの全集を買わされた。
それまで朝比奈のブルックナーは近くの図書館で借りた0番のLPがよかった。それから聖フローリアンの7番もよかった。全集もジャンジャンのほかにこの全集も持ってるし、家には数個の朝比奈ブルックナー全集が転がっている。
私は、朝比奈のブルックナーはほとんど映像付きのDVDで視聴した。そしてえらく感動したものである。
ところがである。朝比奈が長逝してから全然聴かなくなった。
あの朝比奈人気は何だったのだろう。先頭に立って旗振り・プロパガンダしていた宇野功芳が死ぬと火が消えたように話題に上らなくなった。
演奏会場に足を運んだ聴衆にありがたいオーラを放っていたご本人はいなくなり、残った音源だけで勝負せざるを得なくなった。
私も、この全集をいくつか聴き直してみたが0番以外は全然心に響いてこない。全集も個々バラバラに買った朝比奈のブルックナーも数が多すぎて何が何だかサッパリ分からない。
朝比奈はこんなにブルックナーの全集を作る必要があったのか。
ヨッフムだって2回全集を作っただけだ。
そのほかに、朝比奈のベートーヴェン交響曲全集、ブラームスの交響曲全集、マーラーからリング全曲まで膨大な数のCDが存在する。
しかし、買ったはいいが封も切っていないものがいっぱいある。今後切る見込みもない。
私は山田一雄のファンである。この人は日本のマーラーの先駆的開拓者であり、8番などを聴くと心の底から感動する。日本にもこんなに凄いマーラー指揮者がいたのかと感服する。しかし、それを記録した録音はちょっぴりしかない。これはどうしたことなのか。
朝比奈と山田は日本のクラシック界を牽引した2巨人なのに、朝比奈は録音過剰、山田は聴きたい録音もなかなか出てこない。
こういう現状をレコード会社とプロパガンダをまき散らす「音楽評論家」は考えてほしい。日本はレコード批評の貧困大国である。ろくな演奏批判の本が出ていない。若い人は頑張ってほしい。
詳しくは書かないが、ブルックナー交響曲全集なら、若杉弘・N響の方がずっと私には優れた演奏に聴こえる。
音源だけで勝負しなければならなくなった今現在、朝比奈のブルックナーを再評価するなら、良心的な評論がし直されなければならないだろう。
2025/04/20 ゴジラさん
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 何が嬉しいかと言えば、3番の異稿アダージョが復活しているところ。ビクターの旧盤も持っているけど、全集に纏めたときに抜け落ちてしまっていたから…。今ではギーレンやヴァンスカのものがあるけど、異稿アダージョは当時本盤だけだったからね。タワレコさん、ありがとね。
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