フォーマット |
UHQCD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年10月04日 |
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規格品番 |
UCCG-90775 |
レーベル |
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SKU |
4988031283028 |
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 01:33:32
グスタフ・マーラー:
交響曲 第2番 ハ短調 《復活》
【演奏】
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)
ウェストミンスター合唱団(合唱指揮:ヨセフ・フルマーフェルト)
レナード・バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
【録音】
1987年4月 ニューヨーク〈ライヴ・レコーディング〉
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1.[UHQCD]
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2.[UHQCD]
今回の20数年ぶりの、バーンスタインのマーラー新録音体験はどうしても「復活」で終わりたかった。「復活」にはどうしても思い入れがあるし、何よりわたしにとってとても大切な曲だから。わたしはベルティーニ/東京都交響楽団のマーラー・チクルスを埼玉会館で聴いている。その後親友に言ったことがある。「復活」ってマーラーの「春の祭典」なんだと。それに対して親友はこう言った。「第一楽章ね」と。あのマーラー・チクルスはとてもためになった演奏会だが、何より親友のこの言葉がうれしかった。そしてもうひとつ、恐らくマーラーは終楽章においてクロップシュトックの「蘇るだろう」を聴くまでこの曲をどう終わらせたらいいのか途方に暮れていただろうこと。わたしにはそれほど大事な曲である。さてバーンスタインの「復活」の新録音について。ライナーノートにあるようにこれほど切実で広々と、深い演奏をわたしは知らない。いまやマーラーは人気作曲家であり様々な指揮者が録音している。それぞれ見るべきところはありわたし自身も新しい録音を聴いて感心することがある。しかしそれでも結局バーンスタインのマーラーに帰ってくる。バーンスタインはむしろ「冷静に」客観的に距離を取ってマーラーを眺めている。そのうえでバーンスタインは「感動」を感情を無にしない。素晴らしいマーラーだと思う。将来これ以上の演奏が出現するとしたらヤクブ・フルシャが録音したときだろう。これは聴かなければいけない演奏である。この文章が今は亡き親友を辱めないことを願う。
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