ノルウェー発の女性アヴァンギャルドSSW/マルチ・プレーヤーのジェニー・ヴァルが数々の著名メディアで年間ベスト入りを果たした前作『ブラッド・ビッチ』以来、2年ぶりに12インチEPをリリース!
はっきりとしたコンセプトを持っていたこれまでの作品とは対照的に、本EPは楽曲の構成自体に重きを置いており、メロディーと構成が楽曲のその他の要素を徐々にあらわにする作りかたがなされている。収録曲のすべてに、共通したモチーフが使われているのも特徴的なのだが、そのモチーフを楽曲ごとにそれぞれまったく異なるかたちへと変化させており、オリジナルのモチーフから徐々に遠くへ、遠くへと離れて行くかのようである。
ジェニーは長年のコラボレーターのハーバード・ヴォルデンと、ノルウェーのノイズ・ミュージック・プロデューサー、近年インプロヴィゼーション・ジャズ界隈でもその名を知らしめるラッセ・マーフォークをプロデューサーに迎え、さらにはジャズ界の才能溢れる前衛的ミュージシャンらを起用して本EPを制作し、それが本作に自由で直感的な即興のフィーリングをもたらすことになった。
★完全生産限定パープル・カラーヴァイナル!
発売・販売元 提供資料(2018/05/01)
Spin - "While much of the EP relies on instrumental feeling, the sparse lyrical moments grapple with the challenge of making confrontational music in a political moment that's still hard to make sense of..."
Pitchfork (Website) - "Hval loosens her grip over THE LONG SLEEP and lets the sounds she's working with roam freely across the mix."
Rovi