グラスゴー出身のローレン・メイベリー(Vo)、マーティン・ドハーティ(Key,Vo)、イアン・クック(Key,B,Vo)で結成した3人組バンド、チャーチズが前作より約2年半ぶりとなる待望の新作『ラヴ・イズ・デッド』をリリース!
アデルやベックを手がけ、先日開催されたグラミー賞にて2年連続でプロデューサー・オブ・ザ・イヤーを受賞したグレッグ・カースティンを迎え制作。マスタリングはリアーナやマッシヴ・アタックを手がけたクリス・ジェイリンガー、ミキシングはU2、マドンナ、ビョークを手がけたスパイク・ステントと、名実ともに世界トップのエンジニアが担当をした。 その結果誕生したのが「これまでで最もポップな作品(ローレン)」という本作。過去2作でも優れたポップ・ソングを多く生み出してきた彼らだが、今作ではグレッグの手により、一層磨き上げられヒップホップやR&Bが席巻している世界のメインストリームのど真ん中にくい込むポテンシャルを持った作品に!
アルバムリリース後には初となるフジロックフェスティル出演も決定しており、更なる飛躍を遂げること間違いなし! ★クリアブルーカラーのカセットテープ
発売・販売元 提供資料(2018/05/01)
グラスゴーの3人組が、グレッグ・カースティンやスティーヴ・マックら初めて外部プロデューサーを迎えて仕上げた3年ぶり3枚目のアルバムだ。抜けの良いドラムスや煌びやかなシンセなど相変わらず80sエレポップ色を全開にしつつ、トラップっぽいプロダクションをはじめ、グレッグとの制作の舞台になったUSのトレンドを彼女たち流に咀嚼。ナショナルのマット・バーニンガーがゲスト参加した"My Enemy"からは、これまで世界観を慎重に守ってきた3人がより外へ外へと視野を広げる様子も浮かんでくる。一見センセーショナルな表題に込められたメッセージは〈愛を信じることの大切さ〉。パーソナルな内容でありながら、同時にキャリア史上もっともポップに開けた傑作が誕生した。
bounce (C)杉山仁
タワーレコード(vol.415(2018年5月25日発行号)掲載)