ブラームス: 交響曲第1番、悲劇的序曲<タワーレコード限定>
開催期間:2023年12月1日(金)0:00~12月31日(日)23:59まで![※期間中のご予約・お取り寄せ・ご注文が対象 ※店舗取置・店舗予約サービスは除く]
商品の情報
フォーマット |
SACDハイブリッド |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2018年05月23日 |
---|---|
規格品番 |
PROC-2147 |
レーベル |
|
SKU |
4988031276587 |
商品の説明
※限定盤。世界初SA-CD化
※SA-CDハイブリッド盤
※2018年最新マスタリング音源使用(英Classic Soundにて、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからダイレクトにDSD変換とマスタリングを行い、SA-CD層用のDSDマスターを制作。CD層用にはこのDSDマスターから44.1kHz/16bitにPCM変換を行いCDマスターを制作。アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(英DECCA初出盤ジャケットを使用)
※通常ジュエルパッケージ仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:山崎浩太郎氏(新規序文解説)他、解説書合計8ページ
作品の情報
商品の紹介
壮年期のカラヤン&ウィーン・フィルの絶妙な名演を世界初SA-CD化!当時の充実した響きを捉えたDECCAの優秀録音。カラヤン生誕110年記念リリース!オリジナル・アナログ・マスターから本国で新規マスタリング
カラヤン(1908-89)は戦後、英コロムビアと専属契約を結んでいましたが、1954年のフルトヴェングラー没後、ベルリン・フィルとウィーン・フィルの両オーケストラを率いるようになり、ベルリン・フィルと関係が深い独グラモフォン、ウィーン・フィルと専属契約を結んでいた英デッカへの録音を模索します。1957年に英デッカが米RCAと提携関係を結ぶと、カラヤンはアメリカ・レコード界への窓口としての英デッカ(=米RCA)にいっそう魅力を感じるようになります。1959年秋にはウィーン・フィルとの大規模な演奏旅行(インドのニューデリーを皮切りに、マニラ、香港、日本、ハワイ、アメリカ、カナダへ至る)を控えていました。そして1959年、1社と独占的な関係を結ぶことをやめ、独グラモフォン、英デッカ、米RCAそれぞれのレーベルへの録音を開始します。
その第1弾として1959年3月、米RCAのために英デッカの録音スタッフによりウィーンで録音されたのが、このSA-CDに収められたブラームスの交響曲第1番です。米RCAへは同時にベートーヴェンの交響曲第7番、ハイドンの同第104番、モーツァルトの同第40番、シュトラウス・コンサートが録音されました。これらの曲目は1959年秋の演奏旅行での曲目でもあり、実際、日本では来日直前の1959年10月にブラームスの交響曲第1番(LS2242)とシュトラウス・コンサート(LS2244)がビクターよりLPレコードで発売されました。レコード録音が演奏会のリハーサルとなり、発売されたレコードが演奏会の宣伝や、演奏会を聴いた方へのお土産にもなるという、いかにもカラヤンらしい計画的で実際的なレコード作りが、英デッカ=米RCAとの契約時点から見通されていたことに驚かされます。その後、英デッカと米RCAの提携が解消したことで、これらの音源の発売権は英デッカに移り、今回のジャケットも英デッカの1971年6月発売時(SDD283)のものを使用しています。
カラヤンはブラームスの交響曲第1番を6度セッション録音し、他にライヴ録音もいくつか存在しますが、この録音はウィーン・フィルの弦・管の美しさが際立っていることと、遅めのテンポによる正攻法のアプローチの中で、巨匠となる前のカラヤンの若々しい覇気が漲っていることが特徴として挙げられるでしょう。第2楽章で当時のコンサートマスター、ボスコフスキーの耽美的なヴァイオリン・ソロが聴けるのも、まさに「錦上花を添える」美しさです。
カップリングの悲劇的序曲は1961年9月の録音。こちらはブラームスの交響曲第3番と組んで1962年に英デッカよりLP初発売されました(SET231)。交響曲第1番よりも音色といい緩急といい、いっそうロマンティックな味の濃さをもった演奏となっています。(1/2)
カラヤン(1908-89)は戦後、英コロムビアと専属契約を結んでいましたが、1954年のフルトヴェングラー没後、ベルリン・フィルとウィーン・フィルの両オーケストラを率いるようになり、ベルリン・フィルと関係が深い独グラモフォン、ウィーン・フィルと専属契約を結んでいた英デッカへの録音を模索します。1957年に英デッカが米RCAと提携関係を結ぶと、カラヤンはアメリカ・レコード界への窓口としての英デッカ(=米RCA)にいっそう魅力を感じるようになります。1959年秋にはウィーン・フィルとの大規模な演奏旅行(インドのニューデリーを皮切りに、マニラ、香港、日本、ハワイ、アメリカ、カナダへ至る)を控えていました。そして1959年、1社と独占的な関係を結ぶことをやめ、独グラモフォン、英デッカ、米RCAそれぞれのレーベルへの録音を開始します。
その第1弾として1959年3月、米RCAのために英デッカの録音スタッフによりウィーンで録音されたのが、このSA-CDに収められたブラームスの交響曲第1番です。米RCAへは同時にベートーヴェンの交響曲第7番、ハイドンの同第104番、モーツァルトの同第40番、シュトラウス・コンサートが録音されました。これらの曲目は1959年秋の演奏旅行での曲目でもあり、実際、日本では来日直前の1959年10月にブラームスの交響曲第1番(LS2242)とシュトラウス・コンサート(LS2244)がビクターよりLPレコードで発売されました。レコード録音が演奏会のリハーサルとなり、発売されたレコードが演奏会の宣伝や、演奏会を聴いた方へのお土産にもなるという、いかにもカラヤンらしい計画的で実際的なレコード作りが、英デッカ=米RCAとの契約時点から見通されていたことに驚かされます。その後、英デッカと米RCAの提携が解消したことで、これらの音源の発売権は英デッカに移り、今回のジャケットも英デッカの1971年6月発売時(SDD283)のものを使用しています。
カラヤンはブラームスの交響曲第1番を6度セッション録音し、他にライヴ録音もいくつか存在しますが、この録音はウィーン・フィルの弦・管の美しさが際立っていることと、遅めのテンポによる正攻法のアプローチの中で、巨匠となる前のカラヤンの若々しい覇気が漲っていることが特徴として挙げられるでしょう。第2楽章で当時のコンサートマスター、ボスコフスキーの耽美的なヴァイオリン・ソロが聴けるのも、まさに「錦上花を添える」美しさです。
カップリングの悲劇的序曲は1961年9月の録音。こちらはブラームスの交響曲第3番と組んで1962年に英デッカよりLP初発売されました(SET231)。交響曲第1番よりも音色といい緩急といい、いっそうロマンティックな味の濃さをもった演奏となっています。(1/2)
タワーレコード
(2018/04/18)
当シリーズでは制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位デジタル化(DSD)を行い、本国のレーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も2018年最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。このアルバムはCD時代では何度もリリースされてきた有名盤ですが、今回の復刻で重厚な響きと緻密なカラヤンの構成が見事に融合した名盤であったことが再認識できると思います。音質的にも当時のデッカが優秀であったことがはっきりわかるレベルであり、特にベルリン・フィルとの各種名盤に引けを取っていないことがわかる録音クオリティにまで肉薄することができました。
このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、解説書には新規で山崎浩太郎氏による序文解説を掲載しました。尚、今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第11弾は、計3タイトルを発売いたします。(2/2)
このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、解説書には新規で山崎浩太郎氏による序文解説を掲載しました。尚、今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第11弾は、計3タイトルを発売いたします。(2/2)
タワーレコード
(2018/04/18)
収録内容
構成数 | 1枚
【曲目】
1. ヨハネス・ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
2. 同:悲劇的序曲 作品81
【演奏】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
【録音】
1959年3月23-26日(1)、1961年9月5、22日(2) ウィーン、ゾフィエンザール
【原盤】
Decca
【Remaster】
DSD Remastered by Classic Sound, 3/ 2018
【Original Recordings】
Recording Producer: John Culshaw、 Balance Engineers: James Brown (1), Gordon Parry (4)
【First LP Release】
SDD283 (Brahms: Symphony No.1)、 SET231 (Brahms: Symphony No.3, Tragic Overture )
1. ヨハネス・ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
2. 同:悲劇的序曲 作品81
【演奏】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
【録音】
1959年3月23-26日(1)、1961年9月5、22日(2) ウィーン、ゾフィエンザール
【原盤】
Decca
【Remaster】
DSD Remastered by Classic Sound, 3/ 2018
【Original Recordings】
Recording Producer: John Culshaw、 Balance Engineers: James Brown (1), Gordon Parry (4)
【First LP Release】
SDD283 (Brahms: Symphony No.1)、 SET231 (Brahms: Symphony No.3, Tragic Overture )
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1.[SACDハイブリッド]
カスタマーズボイス
投稿日:2018/05/26
1300円の廉価盤LP時代から愛聴している、この曲のベスト盤の1つ。重厚さと柔らかさが両立した名演で、後年の「べとべと」「ぎらぎら」がないのもいい。ジャケットはCD時代も壮年期の指揮姿が続き、馴染んでいた。今回SACDになるというので楽しみにしていたのだが、こ、こんなジャケットとは。オリジナルというが、いくらなんでもダサすぎる。タワーレコードにはぜひ再考をお願いしたい。
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