Jazz
CDアルバム

ライヴ・イン・ロンドン

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フォーマット CDアルバム
発売日 2018年05月26日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルAct
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 KKE080
SKU 4909346015913

構成数 : 2枚
合計収録時間 : 00:00:00

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Tide Of Trepidation

      アーティスト: E.S.T.

    2. 2.
      Eighty-eight Days In My Veins

      アーティスト: E.S.T.

    3. 3.
      Viaticum

      アーティスト: E.S.T.

    4. 4.
      Mingle In The Mincing-Machine

      アーティスト: E.S.T.

    5. 5.
      In The Tail Of Her Eye

      アーティスト: E.S.T.

    6. 6.
      The Unstable Table & The Infamous Fable

      アーティスト: E.S.T.

  2. 2.[CDアルバム]
    1. 1.
      When God Created The Coffeebreak

      アーティスト: E.S.T.

    2. 2.
      Behind The Yashmak

      アーティスト: E.S.T.

    3. 3.
      Believe, Beleft, Below

      アーティスト: E.S.T.

    4. 4.
      Spunky Sprawl

      アーティスト: E.S.T.

作品の情報

メイン
アーティスト: E.S.T.

その他
アーティスト: Esbjorn SvenssonDan BerglundMagnus Ostrom

商品の紹介

2008年、不慮の事故により、惜しくも生涯を閉じたエスビョルン・スヴェンソンの死から10年。絶好調のトリオの演奏を記録したロンドンのコンサート音源が作品化の運びとなりました。言うまでもなく、2000年代のヨーロッパにおいて、最もクリエイティヴであったエスビョルン・スヴェンソンは、1990年代初頭に実はひそやかにデビュー。デビュー作はスウェーデンの名門レーベルDragonからリリースされ、ファンの間ではお馴染ですが、その当時は、ビル・エヴァンス、キース・ジャレット、チック・コリアといったアーティストに似たスタイルと形容されたもの。実際、UKでの最初のコンサートは小さなピザをだすジャズ・クラブだったそうです。しかし、その才能に気づいたACTのシギ・ロッホが全面的にプロデュース!革新的なスタイルを打ち出し、00年代のヨーロッパのシーンにエスビョルン・スヴェンソンは、名実ともに屈指のアーティストと成長。そして、その影響と功績は、今なお、大きなものがあるといえましょう。エヴァンス、キース、チックというアーティストを出発点としたリリシズムと、スウェーデンをルーツにしたヨーロピアンの感性、類まれなキャッチーかつ美しいコンポジション、64年に生まれ、ロック/テクノ/エレクトロといったものを聴き、自分たちのサウンドに融合させるセンス、それらをクロスオーヴァーさせたサウンドは、その当時、世界中どこを探してもどこにもなかったオリジナルなもの。現在においては、キャッチーなメロディを超絶技巧で弾きまくるトリオ・ユニットが数多く出現し、フォロワーを生んだともいえますが、スヴェンソンのトリオはやはり別格。本質的に"伝統的なトリオの形を拡張"したオリジネーターのサウンドには唯一無二のものが存在します。★本ライヴは、2005年5月のロンドンでのコンサート。名作『Viaticum』をリリースした直後で、当時、24ヶ国100以上のコンサートで演奏。観客動員数は、200,000人とのことですから、各会場の規模と動員数の大きさが容易に感じられ、驚きますが、あのパット・メセニーとのコンサートなども開催できたことも人気と実力/センスの証明。実際、フランス/パリの最も影響力のあったシャンゼリゼ通りのヴァージン・メガ・ストアにおいて、パット・メセニーと同格でディスプレイされたアーティストも、このスヴェンソンの『Viaticum』。また、ジェイミー・カラムの「e.s.t.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)はジャズ仲間でない友達を連れて行ける唯一のジャズ・トリオ」との表現を読んでも、その存在の位置が見えます。この日も当然ながら、チケットは全席ソールド・アウト!前半は、リリースしたばかりの『Viaticum』のナンバーを中心に演奏。後半は『Strange place for snow』のナンバーを中心に演奏。驚くのは、キッチリとアレンジされた作品の楽曲が、クールにも、完成度高く、しかし、ライヴならではの躍動感と即興で演奏されていること。会場からも、トリオの演奏に集中する聴衆の緊迫感が通じてきます。ヨーロッパのみならず、2006年には、米ダウンビート誌の表紙も飾ったスヴェンソン、その存在は永久に不滅です。
発売・販売元 提供資料(2018/04/13)

キャッチーなメロディーを超絶技巧で聴かせる。現代ジャズ・シーンにおいてこのような「革新的」なピアノ・トリオは数多く存在するけれど、やはり彼らは別格であると、このライヴ盤を聴いて改めて感じた。名作『Viaticum』をリリースした直後、2005年5月のロンドンでのコンサートをパッケージした本作は、その『Viaticum』からの楽曲を中心とした前半と、『Strange place for snow』からの楽曲を中心とした後半で構成。ライヴならではの即興性と楽曲のアレンジの完成度、そしてダイナミックな3人の演奏から、彼らが絶頂期にあることが伝わってくる。
intoxicate (C)栗原隆行
タワーレコード(vol.134(2018年6月20日発行号)掲載)

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