フランス本国ではサード・アルバムとなるこの日本デビューアルバムは2015年6月にリリースされると、瞬く間に20万枚を越える売り上げを記録し、ダブル・プラチナに輝きました。
ブールヴァール・デ・ゼール(以下BDA)のアルバムは全て、メンバーの出身地ピレネー山脈のオート・ピレネー県タルブでレコーディングされており、アルバムのプロデュース、エンジニアリングから作詞、作曲そして全ての演奏に至るまで、バンドのメンバーのみで行っています。
彼らが一貫して歌うのは旅への憧れであり、また現状に甘んじない決意であり、そしてそれは時にとても個人的な感情の発露であります。
「私が個人的な感情を語るのは、グループを作ることを決して望まないからです。グループを作ってしまうと、多様な個人の考えや思いが時に一緒くたになってしまうし、ただ一つの声しか語ることが許されない事態も起こるからです」(リード・ヴォーカルのシルヴァン・デュトュ)
メンバーの個人的な思いから発せられた言葉はしかし大きな共感を呼び、2015年から2017年に渡ってフランスのみならず、スペインやベルギー、そしてニューカレドニアに至るまで100箇所を超えるツアーを行い、フランスでNo.1のライブバンドとしての評価を得、人気は大ブレイクしました。
本アルバムも4曲目の旅への憧れ、9曲目の切ないラヴ・ソングなどメンバー個人の感情が吐露された楽曲で構成されていますが、そこにBDAが作り出す音楽性が加味される事により、大きな普遍性を獲得し、一度聴いたら忘れられない大変魅力的な楽曲に仕上がっています。
発売・販売元 提供資料(2018/05/09)
フランスで話題沸騰!ブールヴァール・デ・ゼールの日本デビューアルバム!21世紀のエディット・ピアフことZAZと、大ブレイクしたシンガーソングライターのヴィアネをゲストに迎えた注目作!心を打つメロディーと歌詞、躍動感溢れるリズム、まさに期待のバンドの登場! (C)RS
JMD(2018/04/13)
現在のフランスで〈No.1ライヴ・バンド〉と称される人気グループの3作目。フラメンコをはじめとするヨーロッパの伝統音楽に、ロックやヒップホップやエレクトロニカなどをゴチャ混ぜにした〈マヌー・チャオ以降〉と言えるミクスチャー・サウンドが特長で、哀愁感と寂寥感を漂わせつつも抜群に美しいメロディーの数々や、肩肘張らないナチュラルな男女混声にグッとくる。ザーズのゲスト参加も話題です!
bounce (C)ダイサク・ジョビン
タワーレコード(vol.416(2018年6月25日発行号)掲載)