女流ピアニスト、Shamie Roystonの新作はジャリール・ショウ、ジョシュ・エヴァンス、中村恭士、ルディ・ロイストンの強力メンバーによる、王道ジャズの延長線上にあるクインテット作!
コロラド州テンバー生まれのピアニスト/作曲家/教育者、Shamie Roystonの2枚目のリーダー作は、サックスとトランペットの2管クインテット!1作目は自主系レーベル盤で、今作はSunnyside第一弾である。サックスは、ロイ・ヘインズ・カルテットの長年のメンバーであり日本でもよく知られるジャリール・ショウ。トランペットは、ジャッキー・マクリーンやベニー・ゴルソンなどレジェンドのバンドを経験し、近年ではクリスチャン・マクブライド・ニュー・ジョーンのメンバーとしても活躍するジョシュ・エヴァンス。ベースは、NYを拠点に世界各地で活躍する日本人、中村恭士。ドラムはJDアレンのトリオを長年務める他、ビル・フリゼールやジョージ・コリガン等をはじめ様々な大御所のアルバムに参加する実力派、ルディ・ロイストン。6曲目を除きShamieのオリジナル。メロディアスでカチッとしたアンサンブルが特徴的な、現代版ハード・バップ~コンテンポラリーな内容。新主流派の要素を感じさせるモーダルな1,3曲目、力強くスウィングする2,5曲目、美しいバラードの4,8,10曲目、コンテンポラリーな7,9曲目など、曲調は様々。また、ビル・ウィザースの"Lovely Day"は原曲の雰囲気を残しつつリズミックなキメなどを加え現代的に仕上げている。各ソロも聴き応え充分。王道ジャズの延長線上にあるオリジナリティ溢れる作品。
発売・販売元 提供資料(2018/07/03)