1958年生まれ、教育者としても知られ、今やベテランの域に入ってきたアルト・サックス奏者ジム・スナイデロのSavant 第8弾は、キャノンボール・アダレイ・トリビュート!◆メンバーは手練れ揃い!トランペットは、エレクトリック路線から再びアコースティック回帰し、2018年の新譜『Noir en Rouge-Live in Paris』も好調なジェレミー・ペルト。ピアノは、CRISSCROSSやヴィーナスレコードをはじめ様々なレーベルから作品をリリースし、日本での人気も高いデヴィッド・ヘイゼルタイン。ベースは、ジャッキー・マクリーンなどのジャズ・ジャイアントとも共演し、NYで引っ張りだこのナット・リーヴス。ドラムは、同じく数々のレジェンドと共演し、大御所からの信頼も厚いビリー・ドラモンドである。今作はキャノンボールとナット・アダレイのコンビを彷彿とさせるクインテット編成。楽曲はスナイデロとペルトのオリジナルが1曲ずつの他は、全てキャノンボール所縁の曲で構成されている。サウンドはド直球のハード・バップ!特に6曲目や8曲目など、楽曲の持つパワーも相まってファンキーでブルージーな演奏。またホーン2人のオリジナルも今作のコンセプトにぴったりの良曲だ。そしてバラードの5曲目で朗々と歌い上げるスナイデロのソロからは、キャノンボールへの最高の賛辞が伺える。
発売・販売元 提供資料(2018/05/18)