スウェーデンのベーシスト、ダン・ベルグルンドが率いるカルテット"Tonbruket"によるライヴ録音。ベルグルンドは、e.s.t.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)の一員として2000年代に脚光を浴びたが、リーダーの突然の逝去によりトリオの活動は終焉を迎えた。その苦境からいち早く立ち上がるべく、そのわずか4ヵ月後にはACT初リーダー作『Tonbruket』を制作。その後は同バンドで計4作リリースし、その全てがスウェディッシュ・グラミーの栄誉に輝いた。Tonbruketは"sound factory"の意味で、‘アヴァンギャルド・フォーク'と‘サイケデリック・ジャズ'と‘プログレッシヴ・ロック'との出会い、などと形容されるこのバンドの音楽は、様々なスタイルの音楽や音色が融合し、全く新しいサウンドを生み出している。楽曲はデビュー作を除く3作から選曲。キーボードやシンセサイザーなどを用いて作り込まれたエレクトリックなサウンドはライヴとは思えないほどの完成度の高さであり、またソロが多めで即興性が高く、一曲を長めに演奏しているのはライヴならでは。ヒーリング・ミュージックのように心地よいサウンドから、徐々にサイケデリックに変化する1曲目や、フォークな楽曲にロック・ビートとエレクトリックなエフェクトが絶妙にマッチした4曲目、プログレッシヴで即興的な8曲目など、多種多様なサウンドが次々と創り出される様子は、まさに"音の工場"である。
発売・販売元 提供資料(2018/05/18)