フランク・ザッパが最も影響を受けた作曲家で、少年時代のザッパがなけなしの小遣いを叩いて初めて購入したLPとして知られているエドガー・ヴァレーズの1950年に発表された作品集に加え、ヴァレーズの音楽を知るうえで欠かせない名盤二作品に、歴史的価値のある音源を収録したヴァレーズ作品集の決定版! (C)RS
JMD(2018/04/18)
フランク・ザッパが最も影響を受けた作曲家で、少年時代のザッパがなけなしの小遣いを叩いて初めて購入したLPとして知られているエドガー・ヴァレーズの1950年に発表された作品集に加え、ヴァレーズの音楽を知るうえで欠かせない名盤二作品に、歴史的価値のある音源を収録したヴァレーズ作品集の決定版!
ディスク1はザッパが購入した、フレデリック・ウォルドマン指揮、ジュリアード・パーカッション・オーケストラ、ニューヨーク吹奏楽団による『コンプリート・ワークス・オブ・エドガー・ヴァレーズ』全曲に加え、54年にフランスのミュジーク・コンクレート研究グループが録音したテクノ・サウンドの原点のような「デゼール(砂漠)」、そして「デゼール(砂漠)」の世界初演となった54年パリでのヘルマン・シェルヘン指揮、フランス国立管弦楽団による演奏を収録。ディスク2はロバート・クラフト指揮による『ミュージック・オブ・エドガー・ヴァレーズ』(54年)全曲に、58年のブリュッセル万国博覧会で公開された「ポエム・エレクトロニク」の音源、セヴェリーノ・ガッゼローニのフルートによる「密度 21.5」、ヴァレーズ自身も消防サイレンの演奏で参加したニコラス・スロニムスキー指揮による「イオニザシオン」(33年)などを収録。ディスク3はロバート・クラフト指揮、コロンビア交響楽団による『サウンド・オブ・スペクタキュラー~ミュージック・オブ・エドガー・ヴァレーズ』(62年)全曲にレナード・バーンスタイン指揮、ニューヨーク・フィルハーモニックによる「アルカナ」などを収録。楽曲解説、ザッパとヴァレーズのエピソード、イーゴリ・ストラヴィンスキーが語るヴァレーズ論(聞き手はロバート・クラフト)など充実した英文ライナーの対訳付。
発売・販売元 提供資料(2018/03/30)