最終戦 バレンシアGP。転倒続出のサバイバルレースを制したのはドヴィツィオーゾ。好調を続けるリンスが2戦連続で2位を獲得。3位にポル・エスパルガロが入りKTMに最高峰クラス初の表彰台をもたらす。中上貴晶は自身最高位となる6位に入った。

■転倒9台 完走15台の波乱レース! 参戦2年目にしてKTMが初の表彰台登壇!
第19戦バレンシアGP。M.ビニャーレスが今季2度目となるP.P.を獲得。A.リンスが最高峰クラスで初となるフロントロウ、予選2番手についた。レインコンディションの決勝、ホールショットを奪ったのは今季好調のリンス。7周目にM.マルケスが転倒で戦列を離れると、その後も転倒者が続出した。雨脚が強まりレースリーダーの座についていたリンスが14周目にラインを外しポジションダウン。代わってトップについたA.ドヴィツィオーゾが手をあげ危険をアピール。赤旗となりレース2が行われることとなった。予選16番手に沈んでいたV.ロッシはレース1同様、レース2でも好調だったが前戦に続き転倒を喫した。レース1で転倒再スタートを切ったP.エスパルガロが好走を見せ、KTMに最高峰クラス初の表彰台をもたらした。中上貴晶は14番手スタートながらインデペンドチーム最上位の6位を記録した。

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【レース実況】みし奈昌俊
サーキット場内実況をはじめ、これまで数々の名バトルをニ輪レースファンに伝えてきたアナウンサーみし奈昌俊が、2018年もMotoGP公式DVDのオリジナル日本語実況を担当。
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【解説】青木淳
1982年からロードレースの取材を開始、国内唯一のロードレース専門誌『ライディングスポーツ』の編集長を20年以上務めている。
自らもレーシングライダーとして活動し、ジャーナリストとライダーの両方の目線を持つ、古参ジャーナリスト&編集者。