大泉洋らが所属するチーム・ナックス関連音楽も手掛けている下川佳代のソロプロジェクト "tuLaLa"(ツララ)の1stミニアルバム。成山剛(sleepy.ab)が2曲でゲスト・ヴォーカル参加。
アーティスト名のtuLaLaは生まれ育った極寒の地、旭川の冬景色を象徴する氷柱に由来。北海道の自然と雪景色の印象のもとずっと寄り添ってきたピアノと心の中を覗き込み大切な想いを音で綴ってみた。愛するものへの温もりや生まれ育った風景が広がっていくような作品。下川が得意とするポストクラシカルなピアノを中心とした幻想的で美しいアンビエントな世界にエレクトリック音が粉雪のように舞う。
繊細で美しいViolin やCello、そして様々な場所を歩きながら採取したフィールドレコーディング音、ドローン音が融合して奥行きある音像が心地よく響く。一方で絵本のような可愛らしいオルゴールにグリッチ音、ノイズなど複雑に絡み合い鮮やかでポップな一面も。tuLaLaならではのファンタジーと映像的で耽美な美しさに魅了される。
参加ミュージシャンにはボーカルに下川が運営するChameleon label所属アーティストの成山剛(sleepy.ab)。Violinは宇多田ヒカル、森山直太朗、くるり、クラムボンなどのレコーディングやライブへ参加し、ASA-CHANG&巡礼のメンバーの須原杏。Celloは岩井俊二率いるヘクとパスカルのメンバーでBjorkの日本公演にも参加している林田順平。MixはChameleon Label代表でsleepy.abなどのプロデューサー、自身のパートナーでもある田中一志と、最もリスペクトするエンジニアの三好敏彦氏(DJ.KRUSH、Superfly、juju等を手掛ける)が担当。アートプロデュースはマニアックな作品を世界に向けて発信し日本内外で活躍する気鋭のアーティスト高橋信雅。ミュージックビデオ(M2.Aqua)は札幌在住で海外の作品づくりへも参加するイラストレーターのシンヤチサトが初のミュージックビデオに挑戦。ダークで美しいファンタジーな世界を表現している。尚、他の楽曲においてもシンヤチサトはじめ映像クリエーターによるミュージックビデオを制作中。音とアートが一体となった作品をめざす。
発売・販売元 提供資料(2023/01/13)
ひんやりした雪、水、夜、月、一聴しただけで目の前に風景が広がる、景色をそのまま音にしたようなアルバム。ひんやりしているけど冷たさはなく、太陽のような暖かい輝きを感じる。成山くんの声はさらに情景に深みを加えて、まさにつららのような硬質な透明感と美しさのある作品です。チリヌルヲワカ ユウ薄い氷を透かして 手を冷たくして 世界を見渡すとこんな音が聞こえてくるのです三船雅也(ROTH BART BARON)音と音の隙間から冷たい空気を感じ目を閉じると夢の中で冒険しているようなとても心地よい気持ちになります中原鉄也(ROTH BART BARON)小さい頃からヘッドフォンで音楽を聴くのが好きでした。
ここじゃないどこかへトリップできる音楽が好きでした。大人になっていろんな音楽に触れて、器用に作品を楽しめるようになりましたが、考えることも多く…久しぶりに生きるままに心を預けられる音楽がここにあるなぁ、と思いました。心が洗われるっていうか、わかるな~、僕も知ってるよそれ!って言いたくなるような、Acoustic と Electric の音楽の魔法2018年、そんな下川さんの作品に出会えたことをとても嬉しく思います。
西池達也(鍵盤奏者、ROTH BART BARONサポートメンバー)
新アルバム発売おめでとうございますー!!
勝手な僕の妄想です。新緑の音世界、静寂が、雪と共に溶けていく用な感じで冷んやり冷たい空気と、暖かい日差しが眩しくて目をつむっていると、さわさわ~っと春の風が聴こえる。そんな世界の中に、たまに成山さんの優しい声が聴こえてきてとても清々しい「読後感」のアルバムでした。Yuqi(UQiYO)北海道の凛とした空気を吸うと、胸がしんとして、日々を丁寧に感じながら生きていこうと思える。佳代さんの細胞には、きっとあの空気が染み込んでる。それが音に流れ込んでる。そんな風に感じられる、美しいアルバム。発売、おめでとうございます。
内村友美 ( la la larks )
美しく壊れた世界。ノスタルジー且つSFな音のレンジで一つの世界を冒険してるような感覚がくせになる。このアルバムで2曲歌わせてもらいましたが #5 planetでは自分の歌の新しい扉を開くことができました。
成山 剛 (sleepy.ab)
発売・販売元 提供資料(2023/01/13)
大泉洋らが所属するチーム・ナックス関連音楽も手掛けている下川佳代のソロ・プロジェクト、tuLaLa(ツララ)のファースト・ミニ・アルバム。成山剛(sleepy.ab)がゲスト・ヴォーカルで参加。 (C)RS
JMD(2018/06/06)