| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2018年03月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | フィルムアート社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784845917174 |
| ページ数 | 376 |
| 判型 | 四六 |
構成数 : 1枚
はじめに
第I部 フィクション化への軌跡
第1章 「葬式の名人」論
第2章 「油」論
第3章 「弱き器」論
第4章 川端康成全集未収録作品『夢四年』論
―「夢四年」から「弱き器」「火に行く彼女」「鋸と出産」へ
第5章 菊地寛「慈悲心鳥」と川端康成―代作問題をめぐって
第6章 川端康成における文学活動始動期の考察―菊地寛との関係から
第7章 「本因坊名人引退碁観戦記」から小説『名人』へ
― 川端康成と戦時下における新聞のメディア戦略
第II部 芸術表現のバリエーション
第8章 「東海道」をめぐって― 心の"旅"に映し出される真実
第9章 「舞姫」論―モチーフとしての舞踊
第10章 川端康成における舞踊作品の系譜
第11章 「禽獣」論― 舞踊による解釈の試み
第12章 「片腕」論― 母胎回帰幻想の物語として
第III部 アダプテーションの展開
第13章 川端文学における映像表現と映画
第14章 川端康成と『眠れる美女』
第15章 映画『眠れる美女』二作をめぐって
第16章 オペラ『眠れる美女』
第17章 パリにおける川端康成原作映画上映会報告
― アンケート調査の結果より
おわりに
川端康成研究、およびいま文学研究において最も注目されている「アダプテーション」をつなぐ、画期的な論文集
第I部として、プレオリジナルの再構成や同一テーマのバリエーションなど、川端自身がフィクション化の方法にこだわった作品に関する論考(広い意味で、自作のアダプテーション)。
第II部として、川端が作品の中で創作の源泉となった舞踊(バレエなど)を中心にした、川端自身の芸術表現への関心と舞踊という身体表現の言語化(という意味でのアダプテーション)についての論考。
第III部として、川端作品がどのように映画化され、オペラ化されたのか、原作小説のアダプテーションの方法や様態、あるいは享受のされ方に関する論考。
本書は川端研究であることはもちろんのこと、アダプテーション研究にも有効な問題提起をする内容である。
メディアミックスの時代と言われて久しい今、他媒体へのアダプテーションという表象可能性を考えることにおいても、本書は深い意義を持った1冊になるであろう。
◆アダプテーションとは
原作となる小説や戯曲を、映画化などの他ジャンルへの翻案に際して、脚色ないし潤色することについての研究。近年の文学/映画学/人文学などの分野においては、多くの分析と研究が試みられている。

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