ナオル、セカンド・フル・アルバムがリリース。先行シングル・カットされた"記憶の空席"、"Gloria"、"Baby Funk"の3曲を含め10トラックが収録されており、さらにシークレット・トラックとして3曲追加収録。アルバムの全体的なトーンは、"記憶の空席"のような感傷的なバラード曲が中心になっているが、前後に楽しいファンキー・サウンドが散りばめられなど、曲全般の歌詞は希望と幸せを伝える内容となっており、春に似合う暖かいサウンドもある。様々なサウンドと多彩なストーリーで全体的に年齢に合った、ブラック・ミュージックの香りが漂う統一された完成度の高いアルバムとなっている。CDのみに収録されたシークレット・トラックには、ナオルが本来意図するところの拡張版"君を歌う夜 (Extended Version)"、2015年のゴスペル・オムニバス・アルバムに収録された"I Surrender All" の拡張版、そして恐らく今回のアルバムで最も印象的なトラック"Sound Doctrine"は、アルバムのタイトルになった聖書の一節からなり、ナオルの「健全な教義」そして同時に「音の教義」をこの作品に込めている。

発売・販売元 提供資料 （2018/03/23）