日本とフィンランドを行き来しながら活動を続けているヴァイオリニスト、ヤンネ舘野による待望のソロアルバムが登場します。2015年の生誕150年、2017年の没後60年を経て益々音楽史における存在感を増すフィンランドの大作曲家ジャン・シベリウスが遺した、ヴァイオリンにちなむ作品が選ばれました。
中期の傑作「交響曲第5番」作曲の頃に書かれた小品や、大規模な管弦楽作品を世に問うことが無くなった創作活動の後期において生み出されたヴァイオリンのための小品集においても、音楽の語法は紛れもないシベリウスの個性が刻まれており、若き日に志した「ヴァイオリニストとして立つ」という夢を、改めて作品に託したかのよう。また、名作「ヴァイオリン協奏曲」から第2楽章のみですがピアノ伴奏版が収録されています。古今あまた存在する録音の多くは、シベリウス作品によくみられるストイックな面を際立たせていますが、ヤンネの演奏は人間的な暖かさと、音楽する歓びを感じさせてくれます。いつか全曲のオーケストラ伴奏での演奏を聴いてみたいものです。伴奏をつとめるマルッティ・ラウティオのピアノはヤンネのヴァイオリンに優しく寄り添い、人間味あふれる音楽を一層引き立てています。

発売・販売元 提供資料 （2018/03/12）

日本とフィンランドを行き来しながら活動を続けているヴァイオリニスト、ヤンネ舘野による待望のソロアルバムが登場。2015年の生誕150年、2017年の没後60年を経て益々音楽史における存在感を増すフィンランドの大作曲家ジャン・シベリウスが遺した、ヴァイオリンにちなむ作品が選ばれました。中期の傑作「交響曲第5番」作曲の頃に書かれた小品や、大規模な管弦楽作品を世に問うことが無くなった創作活動の後期において生み出されたヴァイオリンのための小品集においても、音楽の語法は紛れもないシベリウスの個性が刻まれており、若き日に志した"ヴァイオリニストとして立つ"という夢を、改めて作品に託したかのよう。また、名作「ヴァイオリン協奏曲」から第2楽章のみですがピアノ伴奏版が収録されています。 (C)RS

JMD （2018/03/16）