クラシック
CDアルバム

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フォーマット CDアルバム
発売日 2018年03月30日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルKing International
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 KKC-5842
SKU 4909346015494

構成数 : 1枚

【曲目】
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

【演奏】
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団

【録音】
2017年2月20-22日/シュトールベルク街スタジオ(ケルン)

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

ロトがついにマーラーの5番に挑戦しました。オーケストラは手兵レ・シエクルではなく、2015年以来音楽監督を務めるケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団。創立190年を誇る同団体は、1904年にマーラー自身の指揮で交響曲第5番の世界初演を行ったという、これ以上考えられない特別なオーケストラです。ロトの解釈は基本的にレ・シエクルを振る際と共通していますが、テンポも王道、ヴィブラート控え目、金管もまろやかに響かせるなど才気煥発ぶりが光ります。アダージェットは押えた感情ながらワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の「イゾルデの愛の死」ような陶酔感で静かに盛り上がり、夢のような時を味わせてくれます。フィナーレの統率力ときびきびした推進力もロトならではで、もっと聴いていたくなる魅力満点です。2017年のセッション録音で、強奏部でも豊かに響く録音も特筆もの。時代楽器演奏でないことを残念に思う向きもあるかもしれませんが、今回はドイツのギュルツェニヒ管で大正解。さらにレ・シエクルで培った「初演当時の響き」をここでも追求、今や少なくなった113年前の古き良きドイツのオーケストラのサウンドを蘇えらせています。マーラー好きでも目から鱗の落ちる、超注目盤です。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2018/03/05)

メンバーズレビュー

3件のレビューがあります
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曲に没入し過ぎてしつこくなるか、緻密過ぎて神経質になるか、クールに決め過ぎて冷淡になるか、何れかに陥りやすいのがマーラーの難しいところ。しかし、流石はロト。明晰に音を組み立てつつ、自然な盛り上がりにも事欠かない、全く新しいマーラー像を提示してくれた。両翼配置を採用し、重心を低くとった仄暗い響きもマーラーに似つかわしい。録音も優秀。
2020/12/12 楽長さん
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M.シュテンツ盤に続き初演を行ったオーケストラによる演奏という点も重要だが、ロトのセンス、実力を発揮できるレパートリーとしてのマーラーという点で興味を持たざるを得ないCD。決して重たくはないが、隅々までに感性の行き届いた演奏と言えるだろう。ジャケットのセンスが演奏とも共通している。
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