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サーミの血

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フォーマット DVD
発売日 2018年06月06日
国内/輸入 国内
レーベルアップリンク
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 TCED-3986
SKU 4562474194075

特典情報

・スウェーデンの切り絵作家アグネータ・フロックのポストカード1枚(絵柄:バラの木)
協力:アクアビットジャパン

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:51:00
配給会社:アップリンク

【特典映像】
・日本版予告編
・本国版予告編

  1. 1.[DVD]
    映像・音声
    面/層 片面二層
    色彩 カラー
    画面サイズ シネスコサイズ
    映像方式 NTSC
    動画規格 MPEG2
    オリジナル音声方式 ドルビーデジタル5.1chサラウンド
    字幕言語1 日本語字幕
    1. 1.
      サーミの血
      01:48:00

忍び込んだ夏祭りで、あなたに恋をした―私を連れ出して

家族、故郷を捨ててでも少女が願ったのは自由に生きること
北欧スウェーデン、知られざる迫害の歴史―幻想的で美しい自然の大地ラップランドに、サーミの歌(ヨイク)が響く

2016年東京国際映画祭で審査委員特別賞と最優秀女優賞をW受賞!監督自らのルーツに迫った渾身の感動作!困難に負けず生き抜いた、少女の物語。
世界の映画祭でも絶賛の声が相次ぐ本作は、北欧スウェーデンの美しい自然を舞台に描かれるサーミ人の少女の成長物語であり、差別に抗い生き抜く姿に心打たれる感動作である。
サーミ人とは、ラップランド地方、いわゆるノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北部とロシアのコラ半島でトナカイを飼い暮らし、フィンランド語に近い独自の言語を持つ先住民族。映画の主な舞台となる1930年代、スウェーデンのサーミ人は分離政策の対象になり、他の人種より劣った民族として差別された。
監督のアマンダ・シェーネルはサーミ人の血を引いており、自身のルーツをテーマにした短編映画を撮った後、長編映画デビュー作となる本作でも同じテーマを扱った。また、主演のレーネ=セシリア・スパルロクは、今もノルウェーでトナカイを飼い暮らしているサーミ人である。その演技を超えた佇まいは高く評価され東京国際映画祭では主演女優を受賞している。劇中の民族衣装、小道具、トナカイの扱いなどはすべて正確に再現されている。

作品の情報

あらすじ
クリスティーナ(マイ=ドリス・リンピ)は、孫娘と共に息子の運転する車で妹の葬儀に向かう。それは、少女時代に捨てた本当の名前、故郷、そして妹との再会の旅であった。葬儀を終え、ひとりホテルのバーで彼女は思い出す――。1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。少女エレ・マリャとその妹ニェンナは、親元を離れサーミ語を禁じられた寄宿学校に通っていた。エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、スウェーデン人の教師(ハンナ・アルストロム)は「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げる。そんなある日、エレ・マリャはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラス(ユリウス・フレイシャンデル)と出会い恋に落ちる。彼女が咄嗟に名乗った名前は「クリスティーナ」。学ぶこと、自分の未来を自分で決めること、人間として当たり前の権利すら与えられない生活から何とか抜け出したいと思っていた彼女は、彼を頼って列車で街に出た。かねてからの憧れであった学校に入学を果たし、クリスティーナとしての生活をはじめたエレ・マリャだったが、教師から授業料の支払いを求められ、現実を突きつけられる。行き詰った彼女は親元に戻り、自分の相続したトナカイを売って学費を払ってほしいと願い出るが、すべてを否定され「見世物のような暮らしは嫌だ」と言い放つ。翌日、エレ・マリャは、故郷、家族、すべてを断ち切るように自分のトナカイをその手で殺める。その様子を見ていた母親は、父親の銀のベルトを差し出し「出ておゆき」と彼女に告げた。

メイン

その他

制作国:スウェーデン
制作年:2016

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妹の死をきっかけにある老婆が自らの生涯を振り返る。
それはスウェーデン人によって劣等民族として差別を受けていた少数民族サーミ人の哀しき少女の物語であった。
本作の監督アマンダ・シェーネルがサーミ人の血を引いており自伝的要素が強いらしい。主演のレーネ=セシリア・スパルロクの強い眼差しがココロに刺さる。
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