遂に全集完成!!
エリシュカ&札響、かけがえのない最高のブラームス。
嬉しいセット化、第3番は新リマスタリング!
名指揮者エリシュカと札幌交響楽団によって2013年から2017年にかけて行われたブラームスの交響曲全曲演奏プロジェクトは、両者の関係の深さを物語るかけがえのない記録となりました。それぞれカップリングを付けた番号別のCDもありますが、このたび全集完結記念として交響曲4曲のみをまとめた3枚組アルバムを発売いたします。エリシュカは健康上の理由によりやむなく2017年10月の札響の定期演奏会を最後の来日公演としました。今や残された録音でしか味わうことのできない当コンビの演奏、その素晴らしさがたっぷり詰まった記念碑的セットです。力感に富みながらも緻密で美しい弦楽の調べが見事で、古今東西のブラームス全集と比しても無類の価値を誇ります。なお第3番に関しては音を見直し、新リマスタリングを施しました。ブラームスを聴き込んだマニアの方にもぜひお持ち頂きたい最高の全集の完成です!
<ラドミル・エリシュカ(1931-)>
札幌交響楽団首席客演指揮者。チェコのブルノ音楽大学にて、ヤナーチェクの高弟ブジェチスラフ・バカラに師事。1969~90年までチェコの名門オーケストラ、カルロヴィ・ヴァリ交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を務める。チェコ・フィルやプラハ交響楽団等にも頻繁に客演していたが、活動がチェコ国内中心であったために、日本では最近までその名を知られていなかった。2006年に札幌交響楽団定期演奏会に初登壇し伝説となる名演を披露、2008年に同楽団初の首席客演指揮者に就任した。札響とのライヴ収録CDは高い評価を得ている。そのほかN響、東京都響、東京フィル、大阪フィル、九州響等とも共演し、「遅れてきた巨匠」として熱い注目を集めている。2001~2013年6月までチェコ・ドヴォルザーク協会会長を務めた。
<札幌交響楽団>
札幌交響楽団は、1961年「札幌市民交響楽団」の名称で発足、62年「財団法人札幌交響楽団」となり、2009年にはオーケストラで初の公益財団法人となった。国土の22パーセントの83,457平方キロメートルに540万人以上の人口をかかえる北海道、唯一のプロ・オーケストラとして、「札響」の愛称で親しまれている。優れた音響で知られる札幌コンサートホールKitaraを本拠に、透明感のあるサウンドとパワフルな表現力は雄大な北海道にふさわしいオーケストラとして広く知られてきた。歴代指揮者は荒谷正雄、ペーター・シュヴァルツ、岩城宏之、秋山和慶、尾高忠明等。尾高は1981年から1986年まで正指揮者、1998年からミュージック・アドヴァイザー/常任指揮者、2004年から2015年3月まで音楽監督を務めた。2015年4月からは首席指揮者にマックス・ポンマーを迎え、バッハから現代音楽まで幅広く取り上げ、そのライヴ録音CDも絶賛を博した。ラドミル・エリシュカは2008年から首席客演指揮者、2015年からは名誉指揮者を務め、札響との組み合わせは高い評価を受けた。レコーディングでは得意のチェコ音楽だけでなく、ブラームスやチャイコフスキーの交響曲等も取り上げた。札響は海外公演をこれまでにアメリカ、英国、ドイツ、イタリア、東南アジア、韓国、台湾で行い、各地で好評を博した。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2018/01/30)