Blood Orangeの最新作にヴォーカルでフィーチャーされ、盟友であるDev Hynes とはVeilHymnというユニットを結成している他、Solange やKindness 等のサポートもつとめてきたBryndon Cook によるプロジェクト、Starchild & The New Romanticが待望のファースト・フル・アルバムを完成!日本盤CDのみEP『Crucial』をボーナス・ディスクとして追加した2枚組仕様でCDは日本先行発売! (C)RS
JMD(2018/01/31)
まるで現代のプリンス!?
Blood Orangeの新作にヴォーカルでフィーチャーされ、盟友であるDev HynesとはVeilHymnというユニットを結成している他、SolangeやKindness等のサポートもつとめてきたBryndon Cookによるプロジェクト、Starchild & The New Romanticが待望のファースト・フル・アルバムを完成!
メリーランド州プリンスジョーンズで生まれ、D.C./メリーランド/ヴァージニア・エリアで育ち、幼少期からGo-Go、Soul、Hip Hop、R&B、Jazz、そして特にGospelに触れ、Duke Ellington、Marvin Gaye、Mya、Dru Hill、D'Angelo、George Clinton等をルーツにしつつ、PrinceとSadeに多大な影響を受けたという。ちなみにStarchildというアーティスト名はP-Funk mythologyから参照している(コンセプト・アルバム『Mothership Connection』に登場するジョージ・クリントン扮する聖なるエイリアンが「スターチャイルド」)。
彼はNYへと移り住んだ後、一度は演技の道を志したものの、音楽への情熱が上回り、結果、彼のアパートの部屋はPrinceのブートとSadeのレコードでいっぱいになったという。自らの制作をしつつ、Blood Orange(Dev HynesとはVeilHymnというユニットを結成している)やSolange、Kindness、Chairlift等の作品への参加やライヴ・サポートをするなど、様々な経験を経ていき、2012年にSoundxOfxSamやJames Pantsをプロデューサーに迎え、セルフ・デジタル・リリースにてEP『Night Music』をリリース。そしてその才能に注目したGhostly Internationalが契約を果たし、2016年にEP『Crucial』をデジタル&12インチでリリース。そして本作が待望のファースト・フル・アルバムである。
緩急の効いたリズムとドライヴィンなキーボードが絶妙なバランスで融合し、自身の躍動感のあるヴォーカルをレイヤードし、レイドバックした70'sスタイルのファンク・バラードからウージーなR&Bのテイストに、彼の英雄であるプリンスの無邪気さを反映しつつ、甘くソウルフルなテイストからルーズでファンキーなエッセンスまでをスイング。彼曰く「Champion Music for the Heartbroken」という感情を揺さぶるダンサブル且つメロウなサウンドは、まさに現代版プリンスとも言える極上のサウンド。
日本盤CDのみEP『Crucial』をボーナス・ディスクとして追加した2枚組仕様。
解説・歌詞・対訳付き
発売・販売元 提供資料(2018/01/26)
ソランジュやカインドネスの作品に関与し、デヴ・ハインズとのヴェイルヒムなるデュオでも活動中のNYに住むプロデューサー/シンガー・ソングライターのソロ・プロジェクト。パーラメントの75年作『Mothership Connection』に登場するエイリアンから芸名を拝借した彼のファースト・フル・アルバムは、安っぽい未来感が何とも愛おしい一枚に。Pファンクはもちろん、80sのエレクトロ・ファンクやブラコンへの強い憧れを抱きつつ、それをすりガラス越しで眺めているようなモヤモヤ感がイマっぽくて、大袈裟じゃなくジェイムズ・パンツ(過去に共演経験もあり!)とブラッド・オレンジを足して2で割ったような内容。アップもスロウもお手の物だが、特にレイドバックしたメロウ・チューンでの切ないファルセットは、フランク・オーシャンを比較対象に挙げたくなるほど。歌い手として、トラックメイカーとして、本作を機に世界へ羽ばたくこと間違いなしの逸材だ。
bounce (C)保坂隆純
タワーレコード(vol.413(2018年3月25日発行号)掲載)