クラシック
CDアルバム

Beethoven: Piano Concertos No.4, No.5; Schumann: Piano Concerto Op.54, etc

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フォーマット CDアルバム
発売日 2018年02月02日
国内/輸入 輸入
レーベルMemories
構成数 4
パッケージ仕様 -
規格品番 MR2589
SKU 4562484885895

構成数 : 4枚

【曲目】
[CD1]
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第4番(カイルベルト指揮 ケルン放送響、1953年9月14日ライヴ)、
シューマン:
ピアノ協奏曲(ヴァント指揮 ケルン・ギュルツェニヒ管、1953年9月モントルー・フェスティヴァルライヴ)

[CD2]
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(ローター指揮 ベルリン放送響、1945年1月23日ステレオ録音)

[CD3]
ブラームス:
ピアノ協奏曲第1番(ロスバウト指揮 南西ドイツ放送響、1950年1月)、
フランク:
交響的変奏曲(メンゲルベルク指揮 コンセルトヘボウ管、1940年10月31日ライヴ)

[CD4]
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第2番(メンゲルベルク指揮 コンセルトヘボウ管、1940年10月31日ライヴ)、
ピアノ協奏曲第3番(メンゲルベルク指揮 コンセルトヘボウ管、1940年3月28日ライヴ)

【演奏】
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]
  3. 3.[CDアルバム]
  4. 4.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

ギーゼキング、協奏曲ライヴ!
ヴァントとの絶美のシューマン!(モントルー・ライヴ)
メンゲルベルクとのベタベタロマンティックのラフマニノフ。
ベルリン空襲下の高射砲が聞こえる『皇帝』ステレオ録音も収録!

今なお人気の高いギーゼキング。ギーゼキングと言えば新即物主義に則った芸術家と言われますが、ギーゼキングは、ソロ作品では自宅での録音にこだわって妙な音質のLPを遺したりと中中一筋縄ではいかないピアニストです。今回は大巨匠とがっぷり四つに組んだ協奏曲のライヴを集大成しております。実演ではその粒だった美音に迫力が加わり手に汗握るパフォーマンスを存分に楽しめます。ドイツ人指揮者の典型ともいえるカイルベルトのゴツゴツした伴奏と対照的な真珠の玉を転がすようなベートーヴェンの第4協奏曲。シューマンの協奏曲は公私ともども仲が良かったヴァントが伴奏。モントルー9月音楽祭ライヴ。既出のケルン放送響盤(1951年演奏)とは異なる演奏です。ヴァントはウィーンフィルを指揮しバックハウスともスタジオ録音し(大衝突してヴァントとウィーンフィルの関係は破滅したことは有名)ておりますが、手兵ギュルツェニヒ管を締め付けてスタイリッシュで怜悧な美しい音楽を紡ぎだしております。『皇帝』はドイツの敗色濃厚になった1945年の1月の試験的ステレオ収録で音質良好。そのマイクの優秀さは空爆の高射砲の音がまざまざと収録されていることでも高名です。ブラームスはウルトラドライな解釈で定評のあるロスバウト+南西ドイツ放送響という黄金コンビが伴奏。緊張感というよりも息が詰まるほどの殺伐とした光景がむしろ個性的で並外れた演奏となっております。そしてロマン派音楽の権威でロマン的解釈の権化、メンゲルベルクの伴奏を得た3曲。フランクの交響的変奏曲もスケール極大の大協奏曲といった趣で、完璧にロマン音楽にシフト。ピアノと指揮者の主情のぶつかり合いが鮮烈です。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では、第2楽章の打楽器の効果的な追加にびっくり。ピアノ協奏曲第3番でも、第3楽章でも同様の仕掛けが功を奏し、背筋が凍るほどの衝撃です。メンゲルベルクが指揮棒で指揮台を気短に叩く音、ギーゼキングのピアノの見事さに思わず「Bravissimo」と呻く様な呟きも見事に収録されており臨場感満点の名ライヴです。
ミューズ貿易
発売・販売元 提供資料(2018/01/18)

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