インディーズの名曲「おはなし」「地球-まる-」「厚底」「15歳の詩」、メジャーリリース曲「好-じょし-」「紺色の主張」「空っぽの空が僕はきらいだ」「ばかやろう」から配信シングル「お別れをする時は」、さらに未発表曲「さよならロマン」「月には内緒で」「革命を」、アルバムバージョンアレンジをした全くの新録曲「14才の唄-Album Ver.-」「16さいのうた-Album Ver.-」という珠玉の楽曲を収録!坂口有望の"青の時代"をすべて詰め込んだベスト的1stアルバム完成! (C)RS
JMD(2018/01/11)
中学生の時に弾き語りライヴを始め、関西の新人発掘プロジェクト〈十代白書 2016〉の準グランプリ受賞を経て、タワレコのレーベルから世に出た2001年生まれのシンガー・ソングライター。2017年のメジャー・デビューから1年足らずで届いた初のアルバムは、インディー時代からの通算4枚のシングル曲を満載し、資料が言うところの〈青の時代〉を総括するベスト盤のような内容になっている。代表曲"好-じょし-"がMixChannelのダンス動画で広まったように同世代女子の心に刺さる詞世界が美点だとしても、雰囲気のある歌唱と曲作りの妙は〈現役女子高生〉というイメージで聴き手を限定するものではない。ベーシストの岡部晴彦(真心ブラザーズ、セカイイチ他)による、素材の味を活かしたアレンジも好印象だ。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.413(2018年3月25日発行号)掲載)